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イケブクログ

池袋の話題を中心にホットなトピックスを毎日お届け

“消滅可能性都市”の豊島区が仕掛ける次世代の“国際アート・カルチャー都市”とは?

オタク街 回顧録 池袋

toyokeizai.net

 

加速する池袋の大改造
池袋の再開発が、どうオタク街と結びついているのか、今回はそんな表と裏の再開発事情。

 

特区を外れたからこそ出来た次世代の都市構想

 

この国際アート・カルチャー都市構想は、これまでの豊島区が推進してきた政策を体系的にまとめ上げたものであり、その背景には、政府が成長戦略として定めた国家戦略特区に豊島区が落選した事が大 きく影響しています。千代田区や新宿、渋谷など、東京23区内の主要な都市が特区に指定されていく中で、巨大な池袋を有する豊島区が漏れたことは非常にセ ンセーショナルな出来事になりました。

www.sankeibiz.jp

更に、消滅可能性都市にも入るなど、この頃、豊島区は危機感を募らせていました。そこで、このままではいけないと豊島区自らが打ち立てた構想こそが、この国際アート・カルチャー都市です。

結論から言ってしまえば、これはオタクにとって非常に良い方向に働きました。
政府指定の特区から外れたことで、再開発の主導は豊島区になりました。そしてその再開発の指針となる要素、それが池袋の特徴だった、芸術劇場や大小様々な劇場などのアートであり、もう一つの裏の特徴、それが乙女ロードであり、オタク街としての性質です。

元々、アニメ開発会社が多いことで知られる練馬区と隣接している事に加えて、トキワ壮など伝統的にコンテンツ産業との親和性が高い都市であること、何より乙女ロードの盛り上がりといった部分が大きくこの構想には反映されていくことになります。

「東京マンガアニメカーニバルinとしまといったイベントなどからも分かるとおり、これまでも豊島区は積極的にオタク産業、コンテンツ産業を中心に押してきただけに、次世代の都市の形を考える上で、こうした強みを活かさない手はない、それが今に繋がる巨大な流れを生み出しています。

そう、池袋の方向性を決めたのは、腐女子の皆さんなのです!

 
(`・ω・´) b ビシッ!!

 

都庁の移転、西武鉄道100周年、東口再開発

 

早々たる再開発事業の中にアニメイトが入っている辺りが面白いのですが、今春移転した豊島区庁舎跡には、従来にない新しいタイプの巨大な劇場の建設が予定されています。つまり、現アニメイト総本店がある場所は、まさしくこれからの池袋の中心を担う場所であり、そういう場所へ移転することが出来たのは、それだけオタク文化、そしてオタク街としての集客効果といったことが期待され、優遇されているからです。

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巨大映画館の建設なども予定され、ヤマダ電機にしても、アニメイトにしても、こうしたフラッグシップ的な店舗が集中すればするほど、都市の密度が上がり発展していくので、これから更に池袋は過熱していくことは想像に難くない。

news.walkerplus.com

単純にこうした施設が出来れば、完成披露試写会といったイベントも増えるでしょう。そうしたイベントが増えればそこに人は集まりますし、サンシャイン60通りは既に映画館の密集地帯でもある為、アニメ映画を館数やライブビューイング、イベントも必然的に増えていく。オタク街としての機能も強化されていくわけですね。

極端にサンシャインに流れる商圏を拡大しようと、グリーン大通り側の最開発も視野に入っており、現在、駅東口の再開発工事が始まっていますが、東口駅前に巨大な駅前広場を作る予定になっているなど、明治通りを含めた大規模な工事がこれから行われていくので、今後ますます東口に人が溢れていくでしょう。

難航していた西口の方でも再開発が始まり、東が西武で西東部と言われ断絶していた池袋の東と西のアクセスが解消され格段に利便性が上がることが期待されます。

アニメイトの移転を切っ掛けにするように一気に再開発が進んでるように見えるのは、名実共にその通りだったわけです。

この再開発がオタク街化と密接にリンクしているのは、表向きの再開発が進めば進むほど、オタク街化が拡大するという構造になっており、これがオタク街化と再開発が結びつかない、むしろ切り離されている状態にあった秋葉原などとの明確な違いになっています。

そして、2014年10月。パルコ別館にニコニコ本社がOPNE。
こうして、豊島区×アニメイト×ニコニコの構図が完成し、去年初開催され池袋のスタンスを高らかにブチ上げた象徴的なイベントが、今月末に第2回が予定されている、

池袋ハロウィンコスプレフェス
として繋がっていくのですが、昨年のこのイベントがどう凄くて、そこで何があり、どのような問題を孕んでいたのでいたのか、それまた次回にしましょう。