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拡大する“2.5次元ミュージカル市場” 注目のマーベラス決算

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決算短信|IRライブラリ|IR情報|株式会社マーベラス


マーベラスの決算が好調のようです。
主要3部門のオンライン事業、コンシュマー事業、音楽映像事業全てで数字が伸びています。その中でも注目なのは音楽映像事業に属する2.5次元ミュージカルと呼ばれるジャンルです。

今後更なる成長が確実な2.5次元ミュージカル市場について考える。

生まれるか巨大市場


2.5次元ミュージカルというと、1番分かり易いのは有名なテニミュかと思います。テニスの王子様ミュージカルですね。管理人も昔観に行った事があります。その頃はKimeruさんが不二を演じてる初代キャストの頃だったので多分相当前だと思うんですけど(;´Д`)

キャアキャア歓声が上がってたのがホント懐かしい......。
その頃から比べると、アニメやゲームのミュージカルといった舞台公演は本当に増えましたよね。テニミュのような完全に男性キャストオンリーのミュージカルだけではなく、ペルソナのような普通の舞台作品も増えていますし、確実に裾野は広がりつつあり、そうした事からも単に女性向けの固定市場というわけではなくなってきています。

ミュージカルというと、男性キャストだけのテニミュなどとは逆に、昔から女性だけの宝塚歌劇団が女性に絶大な人気があることを考えると、舞台という文化そのものが女性層と親和性が高いのでしょう。

マーベラスの決算を見ると、確かに3部門それぞれが好調ですが、その中でも継続的な成長、拡大が見込める部門は音楽映像事業だけです。

オンライン事業やコンシュマー事業は、とにかくソフトが当たるかどうかと言った面があり不安定なので、現時点で好調だから今後も伸びていくとは言えないだけに、今後より一層、成長確実な音楽映像事業、ステージ制作部門の2.5次元ミュージカルといったジャンルが強化されていくことは間違いありません。近いうちにコンシュマー部門の売上高を抜くかもしれません。

先ごろ、事業停止で話題になった乙女ゲームの開発会社アートムーヴも、クインロゼ作品の「ハートの国のアリス」が舞台化していますし、こちらは今後も継続公演されるようです。

このように乙女ゲーム→舞台化というのも相性が良く増えていくでしょうし、アニメ、漫画、ゲーム作品といったものが今後も次々と舞台化していく事が予想されます。特に乙女ゲーム→舞台といった場合、今後、舞台をやることを見越してのキャスティング、声優がミュージカルや舞台を演じるといったような一体化も増えていくでしょう。これはある意味で昔の俳優さんが声優をやるといった時代の形に戻りつつあるとも言える気がしますね。

一体型のコンテンツはアイマスやラブライブ、うたプリといったアイドル作品で既にそうなっていますし、こうした作品の純度の高さは確実にコンテンツの人気を支えている要素になっています。

ゲームに関しては海外での「ゼルダの伝説」オーケストラ公演のようなものが有名ですが、国内でもにわかにゲーム音楽市場というものが盛り上がりつつあり、コンサートが開催されるようになるなどこちらの市場も拡大傾向。

音楽CDが売れずにライブが収益源になっているという話もありますし、アニメのDVD/BDにイベントの参加券を付けて売っていたりしますが、これらの事を統合すると、メディアの価値が下がり、相対的に自分だけの体験が出来るイベントの価値が上がっているという事になるのではないかと思います。

2.5次元ミュージカル市場についても、サクラ大戦の歌謡ショウが本当に長い期間に渡って続いていますし、男性層の潜在的需要も大きいはず。因みに、池袋のセガGiGOの上には昔、大正浪漫堂というサクラ大戦の聖地があってのう......。

弱虫ペダルが人気で自転車レースが盛況になったり、ライブ、演劇、ミュージカル、こうしたリアルコンテンツの需要が高まっていくというのは、ネット時代だからこそ逆に求められるといったような時代性を感じますよね。

これから更に拡大していくであろう2.5次元ミュージカル。
要注目の市場に目が離せない!