イケブクログ

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【のうりんポスター問題】聖地ビジネスをやっていいのは批判される覚悟のある奴だけだ


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だから

これには思わずルルーシュもお説教。
最近さざなみ程度に世間を騒がしているこの話題。
所謂「のうりん」のポスターが性的でけしからんという無関係な人達が騒ぎ立ているいつものやつです。

「ポスターの絵柄が問題」どうこうというより、ネット社会の問題点、そして地方の抱える問題を端的に象徴する出来事となっています。

 

乱立するアニメの聖地が抱える問題点

 

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馬鹿馬鹿しいのであんまりやりたくない話題なのですが、海女に続いて今度は「のうりん」のポスターが物議を醸している今回。

去年は何も言わないのに他でそういう話題が出た途端、批判しだすような人達に付き合ってもしょうがなくて、所謂こういうモンスタークレーマーは相手にしないのが基本かと思います。

じゃあここで批判している人が献血に参加してそういうことを言ってるのかと言うとそんなことはないわけで、何一つ貢献しない外野が騒いでるだけという話でしょう。1円の利益にもならない人達に構ってる事自体が無駄ですし、本質的にこういう人達っていうのは、国連に日本人の女子高生は3割が援交をしているっていう捏造報告をして大問題になってると大騒ぎしているECPADみたいな頓珍漢フェミ団体と同じでしょうからね。ネットで話題にみたいな話題ほどくだらないものはありません。

差別がどうとか性的イラストがどうみたいな過去何度も繰り返されてるどうでもいい議論には興味がないのですが、こういうとき最も重要な事は自治体の姿勢そのものだという事が良く分かる顛末です。

アニメの聖地が乱立する現在、全国どこでも世はまさに空前の聖地ブーム。


けれど、じゃあそれに対して自治体がどれだけ本気で取り組んでいるか、確たる意識があるかというと、実はそうでもない自治体の方が多いというのが現状ではないでしょうか。

なんとなく「アニメの聖地になったし人が沢山集まれば良いな、知名度が上がれば良いな」なんていう皮算用をしてるだけで中身がまるでない。だからこうやって何か問題になったり批判が起きたりすると、すぐに取り下げたり、姿勢がブレブレになってしまう。

じゃあ行く側として、そんなテキトーな聖地意識のところに行きたいかって言われれば、そんなものは願い下げでしょうし、それでは信頼感とか安心感、つまり信用を得られませんよね。

こういった政策を推進していけば今度同じような問題は何度でも出てくると思います。より複雑な問題も生じるでしょう。そのときこういった日和見主義的な対応しか出来ないのであれば、それもうこういう政策をやる資格がないということです。都合が悪いと担当者が不在になるようなところは駄目でしょう。

そうして、失敗例ばかりが積みあがり、結局「聖地ビジネス」は効果を期待出来ないものとして、過去に散々やってきた成功例をモノマネするだけして失敗するというお馴染みの地方行政の構図が産まれるのではないでしょうか?

結局のところやる側の本気が求まれています。
例えば今回だったら、昨年実際に効果が出てるんだから、「このキャラクターを使う事に理由があり、効果も期待出来る。問題があるとは考えていない」と観光協会が突っぱねとけば良かった。或いは、もう少し熟考してその申し出あえて言うならクレームが適切なものかどうかっていうのは判断するプロセスを取っていれば、今の流れも少しは変わって、じゃあ行こう、良く言ったっていう空気になっていたかもしれません。

自治体は池袋を見習おう


これは、池袋の姿勢を見れば分かるんですよ。
何故、今、池袋が成功しているのか、オタク街として拡大していくのか。
その理由に直結しています。

昨年から始まった池袋ハロウィンコスプレフェスは運営上のクレームなども非常に多かったんですよ。けれど、じゃあそれで行政側が日和って、中止になるかと言ったら昨年の問題点を改善して、今年はよりパワーアップして開催されましたし、昨年同様、区長含めた区の職員さん達が総出で協力してやってくれている。

ここ数年、池袋がこういう方向性を強く押し出している事に対して、パブリックコメントにしろ色んな批判も出ているわけじゃないですか。だからといってそこに迎合しないし、その姿勢がブレることはない。確固たる戦略として、この方向で進めて行くんだという強い意志があるからこそ、池袋は聖地として成長することが出来るし、だからこそ年々人も増え続けていますし、それが成長戦略になり得る。

それくらい強い意思を持たなければ成功なんかするはずがないですよね。
地方で大抵失敗しているこうした聖地ビジネスでは、宝くじに当たったからどうしようみたいなレベルで何も考えてないし、あれだけ大仰にぶち上げて引くほど大失敗した大阪POPとかもそうなんですけど、場所だけ用意すればいいだろう的な行政らしい上から目線とか、浅はかで浅慮なこうした聖地ビスネスっていうのは、結局のところ美味しい所だけ欲しい、上前だけ欲しいっていうのばかりで、その為に痛みを伴う、批判を受けるという覚悟が全くない。

フィリップ・マーロウやルルーシュが言っていますが、

撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ


そこに、アニメの聖地ビジネスが成功と失敗の差があって、金沢では、「花咲くいろは」のアニメが終了した今でも「湯涌ぼんぼり祭り」はアニメ発祥のお祭りとして地域に根付きながら継続開催されていますし、観光協会の方は「コミケットSP6」や「東京マンガ・アニメカーニバルinとしま」などのイベントに実に小マメに参加してアピールをしています。

そういう本気度が結果として大きく繋がっていくわけで、今回の事で美濃加茂市には非常にダーティな印象が付きましたし、このようないい加減な姿勢では今後アニメの聖地を売りにして何かをするとしても人が付いていくかは微妙なところで成長は望めないでしょう。

結局のところアニメの聖地ビジネスっていうのは、心理みたいな部分を如何に汲み取るのか、そしてそれに対してどれだけ本気になれるのかっていう部分に掛かっているのではないでしょうか。