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イケブクログ

池袋の話題を中心にホットなトピックスを毎日お届け

池袋の未来を占う一大イベント『としまミュージアム』に行こう!

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www.toshima-m.tokyo

 

 

遂に池袋が本格的に変わろうとしています。

劇場型都市空間へ。池袋の未来へ向けたその第一歩が、解体が決まっている豊島区旧庁舎、豊島区公会堂を舞台に開催されます。

 

「としまミュージアム」に参加して池袋の未来を感じてみませんか?

 

 

一繋ぎの可能性が作る未来

 

今月20日と21日に開催される「としまミュージアム」このイベントは豊島区の池袋の未来を考える上でエポックメイキングな1日(2日)として、劇場型都市空間を目指すまさにその序章として位置づけられています。

 

「としまミュージアム」では、コスプレイベントや、おそ松さんのアフレコ体験などに限らず、アート、演劇、LIVE、アニメ、食といった様々な文化が一堂に介して、大きな未来絵図を描こうとしています。

 

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時間が取れる方は是非、一度足を運んでみては如何でしょうか?

 

新しい街の形、新しいオタク街の形

 

旧庁舎、豊島区公会堂は解体され、その跡地に「8つの劇場を持つ劇場都市空間」への再開発がスタートします。現時点でもアニメイトさんが進出したことで、人の流れが変わり、非常に混雑しているあの周辺一帯が、劇場空間として全く新しい姿に生まれ変わることで、池袋のイメージそのものが変わるような大きな、とても大きな変化を迎えようとしています。

 

元々、このブログの趣旨自体が変化の著しい池袋を記録する為に始めたものですが、その切っ掛け自体は些細なものでした。「最近、秋葉原に行かなくても何でも揃うな......」なんて思ってた頃はまだ乙女ロードが主流でしたし、とらのあなさんも移転前でサンシャイン60通りにビル一棟借りで構えていた時代です。そんな時期でも少なからず変化の潮流みたいなものが確かにあって、それが徐々に大きくなってきた。そしてその潮目がハッキリと変わったこと、それが誰もが分かる決定的な形として表に出てきたのが、アニメイトさんが現在の本店があるあの場所に進出してきたときでした。

 

今でこそあの周辺は賑わっていますが、それまでは庁舎、公会堂、保健所などが並んでいるあの通りは人通りもまばらでした。とてもメインストリートとは言えなかったんですね。それがアニメイトさんが進出してきてからというもの劇的に変化しました。それはもうビフォワーアフターですよ。*1

 

当時はこれから池袋が大きく変わるんじゃないかなんて話は誰も聴く耳を持ってくれなかったのですが、まさかその流れがこれだけ巨大なものになるとは予想も出来ず、だからこそ期待感に胸が膨らみますね(*゚д゚)

 

オタク街と再開発の関係

 

私は歩いて5分で乙女ロードまで行けるんですけど、その所為もあってか、オタク街としての池袋という視点でここまでの流れを見てきました。伝統的にサンシャインシティを抱えている池袋では、オタク街というものが乙女ロードを中心に発展してきた。これは駅からの位置関係から考えると、繁華街を形成しているサンシャインシティ60周辺からは外れていました。首都高を挟むことで、こちら側にまで人の流れがこない、だからこそオタク街として乙女ロードというものが真っ直ぐ発展してきたという歴史がありました。

 

2012年以前の池袋のオタク街というものはまさにそうした影に隠れた、日陰の存在だったんです。しかし、アニメイトさんが本店をあの場所に移転することになり、日に日にその胎動は大きくなっていきました。ヤマダ電機総本店が旧三越百貨店跡に、WACCAの建設など、にわかにそれまであまり活気があるとはいえなかった旧庁舎周辺の環境が激変していくことになります。アニメイトさんの移転はまさにその最中に行われ、それはつまり、日陰にあったオタク街が、日向へと照らされるようになることを意味していました。

 

池袋のオタク街というのは、2012年を境にこの前後で、前期、後期という視点で捉える必要があります。ですが、恐らく多くの方にとってはまだまだ十年来言われてきた「乙女の聖地」というアイコンとしての池袋を認識しているのではないでしょうか。実はこの齟齬が結果的に良い方向に働く事になります。

 

この池袋の大変化は、それこそ私などからすると常にその変化に触れているので、ダイナミズムとして感じられることでしたが、今の今になって、こうして劇場空間都市を創造すると発表されるに至る今まで、実はあまり目に付いてこなかった、意識に入ってこなかったのではないでしょうか?

 

それはやはり、オタク街として真っ先に話題になるのは秋葉原であり、秋葉原があることで、オタク街としての池袋の注目度というのは高くなかった。それこそ十年来言われてきた「乙女の聖地」そのキーワードだけが先行して、その変化をリアルタイムに捉えることが出来ずにいた。その結果、あまり話題になってこなかったんですよね。

 

このことが必然的に大きな意味を持ちました。

外の目が池袋へと向くまでに時間があったことで、豊島区との関係、中央に生まれつつあった新しい池袋のオタク街というものが成熟していく時間を得ることが出来た。それは非常に大きかったんだと思います。アニメイトさんが移転してきた時点で、10年前の秋葉原のように話題が沸騰して悪い意味で劇場化した場合、トラブルは現在の比じゃないでしょうし、今のような関係を築けているかも分からない。これは大きな賭けに勝ったんだろう思います。その対価は莫大な財産になりました。そこで得られた今までの時間というものはとても貴重であり、この先へ繋がる道を作りました。

 

あそこに劇場が出来る。

まさに新しい池袋のオタク街がそのど真ん中に位置しています。

この再開発自体にオタク街、アニメや漫画、ゲームといったポップカルチャーが組み込まれていることで、未知の領域へと踏み出しました。それは決して秋葉原の後追いをしているわけではありません。秋葉原という街は自然発生的にああなっていて、それは別に行政と一緒に歩みを進めているわけじゃない。池袋のように再開発と一体化しているといった構造はまだ日本の何処にもない独自進化を続け、新しい姿を形成しようとしています。

 

消滅可能性都市への指定など、池袋を巡る様々な事情がこれまでにありましたが、それら全てが今に集約され、それが遂に新しい街、新しい可能性を生み出そうとしています。

 

その姿がどんなものになるのか、考えるだけでワクワクしてきません?

まずはその一歩を今週末、確かめに行ってきましょうか。

*1:なんということでしょう