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イケブクログ

池袋の話題を中心にホットなトピックスを毎日お届け

任天堂、世界を“創造”する想像力

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全世界に吹き荒れる『Pokémon GO』の大旋風。
遂に4カ国目の配信がドイツに決定しました。アメリカでの爆発的大ヒットを受けて舞台はヨーロッパに。待ち構えている現地のファンは羨ましい!


この『Pokémon GO』
きっと、岩田社長がご存命なら、ニコニコと満面の笑みを浮かべながら、自信に満ちた態度と、これから起こる巨大な変化にワクワクした目をしながら『Pokémon Direct』で発表したりしたんでしょうか。

岩田さん、ようやくここまで来ました。どうか空からどれだけの人々が外へと飛び出していくか、見ていてくださいね。

Pokémon GOが、遂にアメリカで正式公開されました。…


だからこそ思う。
全くの新規IPにも関わらず据置きでミリオンヒットを飛ばし、未だに売れ続ける『Splatoon』にしてもそうですが、何故、大ヒットは任天堂から生まれるのか?

 

 

夢と現実が混ざり合って、新しい現実が世界中でつくりあげられていく

 

改めて不思議に思うんですけど、何故、このような成功を収めるのがセガでもカプコンでもコナミでもバンナムでもコーエーでもなく、スマホ市場には最後発の参戦となった任天堂なんでしょうか。

先行していた国内のソフトメーカー、サードパーティからこうした大ヒットが生まれてもおかしくなかったのでは。勿論、ポケモンというIPがあってこそですが、他のメーカーだって、様々に有名で強力なIPを持っていたはず。それこそかつては国民的とまで呼ばれた2大RPGを抱えるスクエニなど、それだけの可能性はあったはずです。しかし、結果は今まさに世界を創り変える勢いで『Pokémon GO』が広がっています。

この差は、ここまでの差は何なんでしょうか?

それが何かと考えたとき、それこそが理想の未来を描く力。ビジョンの差なのかな。岩田さんや石原さんが思い描くゲームの未来。それを目指したものであり、実際のゲームが全てを証明しているような気がします。

これで『Pokémon GO』が、「今ならSRピカチュウ貰える」とか10連ガチャを回してステップアップすると伝説のポケモンが登場するみたいなゲームだったらこんなにも話題にはならず、他のメーカーと同じように海外展開に苦戦していたのではないでしょうか?

別の意味で悪い方の話題にはなったでしょうが、世界が熱狂するようなものにはなってない。結局、任天堂が一発でスマホ市場を制する勢いとなっていますが、かつて株主総会で「課金したらマリオが高くジャンプできる」みたいなくだらない発言が飛び交っていた中、安易に踏み込まずに、世界が驚くような、新しいものを作ろうと描いた理想の未来を実現する為に作られた『Pokémon GO』はまさに世界を創造するソーシャルゲームであり、だからこそ参入が最後発なんでしょうね。その理想を実現するだけの時間が必要だったからであって、決して遅いわけじゃない。それは適切な時が来るまで待っていただけなんでしょう。

国内メーカーはVRへ傾倒していますが、『Pokémon GO』はARを利用したゲームです。そこからも向いてる方向が正反対なのが良く分かります。ARに関しては3DSでも既に利用されており、初期に発売になったARを利用したソフト『心霊カメラ ~憑いてる手帳~』などにも遊びの片鱗が窺えます。全てが今に繋がってるんですよね。

国内メーカーがVRへ注力する中、任天堂がARでヒットを出すという構図の中で、果たしてソフトメーカーはVRでヒットを出せるのでしょうか。それで新しい可能性を描けるのか。このゲームで世界に新しい驚き、新しい遊びを提案しよう、そんな理想を掲げてチャレンジしたゲームが世界で大ヒットする。それが任天堂以外のメーカーからも出てくれれば嬉しいことですけど。

任天堂の世界を創造する想像力。
国内メーカーはこの『Pokémon GO』をどう見るのか?

Wiiのときのようにただ否定するだけなのか。
よくよく注目したいところです。