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夏コミの来場者数が減少傾向! コミケに何が起こっているのか?

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夏コミの来場者数が減少する現象

疲労困憊で疲れ果てて泥のように眠ってましたが、ようやく(`・ω・´) シャキーン
全身筋肉痛ですがとりあえず復帰したところで、今年のC90の来場者数が53万人であることが発表されました!

昨年は55万人でしたから約3万人の減少ということに。
正直、混雑の緩和を考えると常態的にオーバーフローしている夏コミに関しては、ある程度減った方が快適になって良いのですが、しかしながら気になるこの話題。

コミケにいったい何が!? 

企業の理論と参加者の需要

今年の夏コミは企業ブースの配置や、3日目に企業がないといったかなり変則的だったので一概に今回の減少でどうこうというわけでもなさそうです。

昨年の冬コミは52万人でしたけど、年末開催の冬は人が減るので当然はといえ、その冬コミと夏が変わらない規模というのは、やっぱりちょっと減ってはいるかなという印象。

さっきまで体力0で力尽きてましたが、3日目とかそこそこ快適でしたからね。
例年ならもっと混雑して人とぶつかりまくって前に進むのもままならないっていう状態で昏倒してますけど、今回はそうでもなかった気がする。

勿論、場所によっては血栓が出来たりしたんでしょうが、壁周りのAとかを歩いていてもそこまで前に進まないっていう状況でもなかったですし、場所によって空気が薄いみたいな修羅場もなかった気がしたのでそういう意味ではかなり快適でした。

大手サークルでも即完売というサークルもありますが、午前中は列が長くても、13時もすぎると解消されてすぐ買えるサークルさんもあったりで全体的にはかなり人が減ってるなというのが体感としてあります。

理由は複合的な要素が絡み合ってるので一概にどうこうとは言えませんが、2000年代前半の秋葉原ブームなどで増えていた物見遊山のお客さんはかなり減ってそう。

1回行ってみようみたいな客気分の人はあまりの過酷な環境に次はこないでしょうし、そういう人が受動的に楽しめる場でもないのがコミケという場です。

コミケも一般化してきて報道も多くされるようになってきたことで、そういう人の流入も多くありましたが、それも数年続いて落ち着いてきたというか、そう、全体的にはかなり落ち着いていた印象を受けました。

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後は企業ブースですよね。
3日目になかったから人が減ったとか配置が変わったからとかそういうことじゃなくて、コミケって集客数が物凄いですから近年一般企業がとても増えたじゃないですか。

昔はそれこそ美少女ゲームメーカーばかりだったのが今や激減しています。
資本規模的にも大企業とは大きく差があるのでその頃の面影は殆どありません。

で、その頃って本当に良い意味で企業ブースは殺伐としていました(笑)
傍目にも明暗がハッキリ分かれる企業にとっても戦争の場。

ヒット作があるところは長蛇の列なんですけど、新規メーカーや発売前のソフトのグッズを売り出しているメーカーのブースは閑古鳥が鳴くといった、そういう光景がザラにあるのが企業ブームです。

昔、『恋姫†無双』というゲームがありましたが、発売前にコミケに出展していたときは見向きもされないでガラガラだったのに、発売後人気が出てからのコミケではもう大混雑という。そういうギャンブル性みたいなもの、一発逆転の痛快さもまた企業ブースの華でした。

で、最近一般企業が増えたりしてるじゃないですか。
それは確かに企業の理屈としてはこれだけの人が来るイベントなので出したいというのは正しいし分かりますが、非エンタメ系の大企業も続々参加して色々出展していますけど、ぶっちゃけ参加者として、そこに魅力があって本当に欲しいものが販売されているかっていうと、それはちょっと懐疑的というか別にいいかなっていうものが多いのも事実よね(笑)

勿論、欲しいと思えるようなものを売っている企業も沢山あるのですが、昔はそれこそ美少女ゲームのメーカーさんが自分達の作った作品のグッズをスタッフ総出で売ってたりしていました。

当然企業規模が小さいので、全部自分達で運営していたわけです。
普段あまりそういう経験もないから列整理も下手で在庫の管理もグダグダで、初日全力出したら2日目移行の在庫がなくなって謝りまくって何とかしようと急遽色々企画を考えたりとか。

良くも悪くも企業ブースにも同人感が漂っていて、しかしそれが魅力だったというか、本当にレアでその機会でしか手に入らないとか、中の人に直接感想を伝えられる機会みたいな部分があったんですよね。

今はそういうのも殆どなくなってます。
列整理に物販対応、そういうのも全て外注でイベント会社が請け負って派遣でやっているだけですし、勿論それでスムーズに行くし別に問題があるわけでもないんですけど、そういう部分での熱さみたいなものが失われてるのもまた事実。

なんて言うのか、そういうのは別にコミケじゃなくても良いんですよ。
エンタメ系の大きなイベントは沢山開催されているので、そこで買えばいいわけですし、企業ブースに関してはコミケじゃないと駄目みたいなオンリーワンの部分っていうのは確実に減ってきている。

来場者数減にはそういうことも含まれているのかなという気がしないでもありません。参加者の多さから一般企業や大企業も参加するようになりましたが、そうなると面白くなくなるから人が減るっていうのはネットのコミュニティの一生みたいな話で、同人は同人だから面白いっていう部分がコミケにはあるのかなという気がしますね。

※追記

C92の夏コミは来場者数50万人で更に減少。
C89の冬コミが来場者数52万人だったことを考えると、かなりの異常事態です。

しかも最近になってC91(55万人)C93(55万人)と冬コミの方が来場者数が多くなる逆転現象が起こり始めています。

従来であれば年末年始を直撃する冬コミの方が来場者数が少なくなるのが常で、それ故に昔は冬コミが2日間開催だったりしたわけですが、過酷な夏より快適な冬の方が良いという判断なんでしょうか?

それとも単に休みが取りやすいからなのか、どちらにしてもコミケの有り様も大きく変わりつつある時代なのかもしれません。