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イケブクログ

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【邦画壊滅?】国内映画需要アニメに一極集中の異常事態に!?

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映画「君の名は。」が話題沸騰でとうとう興行収入100億円を突破。国内映画ではジブリ作品以外では初となる快挙に映画業界に衝撃が走っています(´・∀・`)ヘー

一方で名目上ジブリの新作である「レッドタートル」がひっそりなかったこと扱いになっていたりしますが、この快挙にジブリがどうとか細田守監督がどうとか個別の作品論をやりたくなりますが、というかそれ以前に今年特に目立つアニメ映画の好調っぷり。国内の映画需要がアニメに集中しているのでは!?

 

「聲の形」も大ヒットスタート!


公開規模は小さいながらも「聲の形」も公開3日で4億円を超える好調な滑り出し。最終的には15億円を超えるのではと言われています。「君の名は。」の前には「シン・ゴジラ」が話題を席巻していましたが、こちらもまだまだ数字を伸ばしそう。

「シン・ゴジラ」は特撮ですが、本来ゴジラとしてこういう映画を観たかったという需要を上手く掴んでのヒットのように思えます。何が悲しくてハムスターと抱き合わせだったり、ファイナルと銘打った最終作でX星人と人間の超能力バトルをメインにしたゴジラを観なければいけないのか( ´_ゝ`)フーン

そういう“これじゃない感”が続いたことで落ち込みましたが、「シン・ゴジラ」で大復活は嬉しいところです。特撮に関しては東映が近年「仮面ライダー1号」や「宇宙刑事ギャバン」など過去の作品を新しく現在の作品と組み合わせ往年の特撮ファンも取り込む手法が上手く行っており好調です。

ゴールデンウイークには劇場版「名探偵コナン 純黒のナイトメア」が初の50億円を突破するかに注目が集まる中、一気に興行収入60億円を達成。「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」も興行収入40億円を突破で過去最高を記録。深夜アニメ枠では劇場版「ガルパン」も20億円を達成して黒のカリスマことガルパンおじさんの蝶野さんも喜ぶ展開に。こうした今年特に際立つアニメ映画の大ヒットで映画が盛り上がっているのは嬉しいところです。

「ジュラシックワールド」や「スターウォーズ」などのハリウッド映画も好調な数字を記録する中、どちらかといえばマイナス方面の話題が目立つのが邦画です。コナンやドラえもんがヒットする中、「テラフォーマーズ」があの惨状だったりと、国内映画に関してはもう需要がアニメに集中してるんじゃないかってくらいに偏っています。

「テラフォーマーズ」に関しては前年に「進撃の巨人」で全く同じ失敗をやってるだけに、もう誰もが爆死するだろうと思って、結果その通りになっただけなので「当然の結果です」って感じですが、それで「私、漫画の実写化辞める!」ってならないのが末期的な邦画の現状。まだまだキャストが全員日本人というハガレンだったり銀魂だったり実写化映画が控えていますが、来月には「デビルマン」の再来としか思えない、お色気要素ゼロの誰得な「キューティハニー」も公開されますし、いったいどうなるのやら......。

現在公開中の「真田十勇士」も真田丸のセットにはお金が掛かってそうですが、5番手6番手のかなり苦しい滑り出し。邦画の存在感が下がっているのを実感します。

邦画が置かれてる状況はかなり厳しいように思いますが、1つ気になるのは子供向けの映画が全然ないということです。

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せっかく夏なんだから「学校の怪談」みたいな家族で観れる映画を作れば良いのにと思うんですけど、近年こうした映画が全然ないのは非常に残念です。そりゃあアニメに需要が集中するよ。子供の頃から邦画を観る慣習が根付かないわけで、そうなれば当然大きくなってからも邦画を観ようとはならない。これは子供が殆どいない東京ゲームショウとかも同じですけど蔑ろにしすぎだと思う。

あんな「テラフォーマーズ」みたいな映画作るくらいなら、こういう映画を作るほうがよほど需要があると思いますけどね。確かにこの手の映画の場合、人気俳優や売り出したいタレントを起用みたいなことは無意味ですし、子供からは何ら評価されない要素ですが、むしろそんなことばっかり気にしてるから現在の惨状があることを考えると虚しいなぁ......。「セーラー服と機関銃 -卒業-」とか観たいと思わないですからね。ヒットするわけないだろうと。

これだけ需要が偏っていると、例えば昔はゴジラやガメラに対して子供が主役で大活躍するモスラの映画などもありましたが、今なら普通にヒットしそうです。他に観るものがありませんし、親世代が子供の頃観ていたりするので、それこそポケモンのように世代を超えた共通の話題になりますしね。

実写化と言っても、かなり原作に忠実で拘って作っていた「るろうに剣心」は大ヒットしたわけで、必ずしも何でもかんでも失敗するわけでもありませんが、ただ少なくとも監督が原作を知らない見てもいないとか脚本は全部オリジナルだとか、原作の要素は何一つ考慮してないとか、そういういい加減な実写化はだいたい失敗していることを考えると、その実写化をやる必要があるのかっていうのはそうとう疑問ですが(´・ω・`)

どちらにせよ、この先、数年こうしたアニメに需要が集中する状況は続きそうです。それこそまた来年には「ドラゴンボール」の新作映画なんかもありそうですし、普通に人が入りそう。「君の名は。」など、こうしたアニメ映画の大ヒットで今後より一層オリジナル長編アニメ映画なども増えそうです。一時期はTVシリーズの焼き直しばかり作っていた深夜アニメの劇場版も反省したのか新作傾向ですし、ハリウッド、特撮、アニメで国内の映画需要が全て埋まっているだけに、邦画が今後どういった立ち位置で存在感を示していくのか要注目ですね。

ド安定なのは、やっぱりドラマと一緒で刑事モノとかですかねー。
「相棒」とか「臨場」みたいな。