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GDC2017で語られたVRの未来が割りと身も蓋もない

www.4gamer.net

サンフランシスコで開催中のGDC(ゲーム開発者会議)2017ですが、近年の大きなトピックスの一つだったVRについて様々な未来が語られています。

昨年は『VR元年』なんて言われてましたが、そんなVRの未来を語るセッションの内容が割りと身も蓋もなくてワロタ

 

ハリウッドはVRにアイデアがない

 

講演しているCortney Hardingさんはゲーム開発者ではなくエンタメ産業の方だそうですが、セッション内容が結構ブラックです。「ハリウッドはVRと映画をまったく違うものと考えており,VRをどうこうしようというアイデアはない」と語っていますが......。

未来①
普段の生活で体験できるような出来事のVRバージョン

作るのは簡単で他人に説明するのも簡単だが、結局はVRで見ているだけなので最初は物珍しくても速攻で飽きて退屈になる。

未来②
エキサイティングな現実に身を置くことができる

シミュレーターやコンサート、スポーツなどをVRで体験することが出来るようになる。VRで映像を見ているという点では①と同じであり、それについて友人と話したり席の移動をすることも出来ない

未来③
娯楽施設での導入

遊園地やゲームセンターなどエンタメ施設での活用。インタラクティブな体験が出来るようになり、協力プレイなど仮想空間の中で一緒に遊べるようになる。それなりの施設が必要になるが、近い将来のVRの形。

未来④
ソーシャル的な活用

遠く離れた人達が一箇所に集まって会話を楽しんだり出来るようになる。自然言語を使いこなすAIや、フォトリアルなアバター、優れたアイトラッキングシステムなどが必要になるが、こうした要素は進歩を続けており、実用化もそう遠くはない(らしい)


ということで4つの未来が語れているわけですが、これって娯楽施設で使う分には良いけど結局普及はしないと言っているようなものなのでは......?

でも面白いのは④じゃないでしょうか。
『攻殻機動隊』でも仮想空間の中で「笑い男」の正体について議論しているシーンがありましたが、ああいうことが当たり前に出来るようになると会議だったり雑談だったり、或いは家族や親戚との会話も相手の姿が見れてより今より快適になるでしょうし、現在でもテレビ会議やスカイプを使って同様なことが出来ますが、それをより発展させた形という感じでしょうか。

ここで語られている未来はあくまでもCortney Hardingさんが語る4つの未来像であり、他の多くの開発者の方がVRの未来について語っているので見逃せないGDCとなっています。

ただこうした主張に共通しているのが、VRには未だキラーコンテンツが登場していないという認識なので、今年は果たしてキラーコンテンツと呼べるものがVRに登場するのか注目です。