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イケブクログ

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伝説のラノベ『魔術士オーフェン』がコミックになって復活!!

魔術士オーフェンはぐれ旅 我が呼び声に応えよ獣 [上] (ファミ通クリアコミックス)

え、今更!?

富士見ファンタジア文庫の黄金期を『スレイヤーズ』と共に支えた伝説のライトノベル作品『魔術士オーフェン』がコミックになって復活!!

金欠金貸し魔術士が活躍するこのシリーズ。めっちゃ読んでましたけど、『我が呼び声に応えよ獣』は原作1巻のタイトルという初期中の初期からのコミカラズ。過去にもコミック化していますが、いきなりガラッと作風が変化する2期までちゃんと続くんでしょうか(笑)

この頃は各ラノベのレーベルにも特色があったなぁ......(遠い目)

 

世界を救わないダークファンタジー

 

魔術士オーフェンは後年に発売になった『魔王編』でも顕著ですが、一言で言うと「世界を救わないファンタジー」であり、個人主義を否定して民主主義を選ぶというファンタジー作品では非常に珍しい選択をして結末を迎えます。

たった一人の人間が世界の命運を決めるのはおかしいというヒーローイズムを否定し、それにより魔王編では大戦犯となっているわけですが、世界を救おうとする兄弟子のコルゴンと救わないオーフェンという対立の中で、世界の行く末を決める選択、リスクは人類全員が背負うべきという世界を救うチャンスを放棄して、民主主義へ世界を開放する超人思想の否定は当時のファンタジー作品としては異色でした。

コミカラズは原作1巻から行われるみたいなので、とりあえず1期終了までのキムラック編までは続くんでしょうか。バルトアンデルスの剣で獣に変化してしまった義姉のアザリーに振り回される話ですが、それによりチャイルドマン先生を殺害してまったことで世界はややこしいことに......。

そして一瞬で殺されるコミクロン(´;ω;`)ウッ…

無謀編が当時ドラゴンマガジンで連載していたこともあって、無謀編の相棒である無能警官コンスタンスとクリーオウで熱いヒロイン論争が繰り広げられていたのですが、後にクリーオウと結婚してそれにも終止符が。

無謀編好きでしたけどねー。痛快ギャグ短編ですが、唯一無謀編でちょっと良い話になってる『桃缶』の話とか個人的に凄い好きです(笑)

3巻で変態執事が出てきて一気に面白くなった気がする(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ

アニメも放送していましたが、今では喉の手術で引退されてしまったシャ乱QさんがOPを歌われていたり、EDはメロン記念日さんだったりと時代を感じます。

オーフェンのCVは森久保祥太郎さん。
イメージ通りと大絶賛の配役で、森久保祥太郎さんと言えばオーフェンか怪人ゾナーかってくらいハマリ役でした。

ラノベ市場は『萌え』が氾濫する前の最後の時期でしたね。ここから先は、「秋葉原ブーム」「ラノベブーム」「萌えブーム」が同時進行で一気に加速し、電撃文庫の台頭と、レーベルの特徴がなくなり角川によるラノベ市場の寡占化が進行していきます。

ファンタジア文庫はファンタジーや実験作、角川スニーカー文庫と言えば、ガンダムの小説や比較的固めの作品が中心になっていたのが、どのレーベルも殆ど同じような作風になっていった時期であり、一つの大きな転換点だったんじゃないでしょうか。

それにしても懐かしいまさかのコミカラズ。
とりあえず買うしかありませんが、魔王の3姉妹が主人公の小説が新しく再開したりしませんかねー。気苦労が耐えないエッジちゃんの活躍に期待したいところです。魔王編も魔王編で主人公である魔王オーフェンが政治的な理由で全く活躍しない上に、ファンタジー作品でありながら最後も女神との総力戦が行われるかと思いきやそんなことはなく政治力で決着という。それはそれで面白かったんですけど、やっぱり熱いバトルも読みたかっただけに、今後の展開があると良いなぁ......。