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爆死アプリの錬金術師『マイネット』1億7700万円の赤字転落

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墓場から再生させるネクロマンサー『マイネット』

スマホ向けゲームアプリを運営するマイネットが、ユーザー数が伸び悩むゲームタイトルの運営を終了した影響などで特別損失を計上。純損益は1億7700万円の赤字となった。決算内容を受け、株価は年初来安値を更新した。

スマホゲームのマイネット、赤字転落でストップ安 - ITmedia ビジネスオンライン

マイネットさんと言えば、他社の不振アプリを買い取り、買い切りアプリとして再構築したり共同運営などで延命を図ったりと所謂『リビルド』事業を行ってきたメーカーさんで、15年末には東証マザーズに上場するなどアプリ時代に欠かせない独自のポジションを担っています。

他社ではどうにもならなくなったアプリを墓場から復活させるネクロマンサー的な存在であり、まさに『アプリの錬金術師』ですが、賢者の石......主に課金ですが、買い取ったタイトルの収益性の悪化により1億7700万円の赤字に転落。

業界のApplication Alchemistに何が起こっているのか!?

『アヴァロンの騎士』『戦乱のサムライキングダム』etc...

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他社から買収したタイトルとしては、『アヴァロンの騎士』『戦乱のサムライキングダム』などがありますが、この辺は元はGREEのタイトルですね。

『モンスターギア バーサス』はセガのタイトルでしたが、配信前のインタビューであれだけ自信満々に豪語していただけ振るわなかったのは残念です。初期の頃少しだけプレイしてたんですけど、いつの間にマイネットに......。

マイネットさんの事業自体がそうした厳しいスマホ市場の環境あってこそ成り立つものかと思いますが、素人目にもアプリに対する目利きが最重要というのが分かる難しい事業だけに、今回の赤字で収益性の悪化した2タイトルを終了させたそうですが、それでどれだけ業績が回復するのかは未知数です。

というかマイネットさんの運営タイトルを見ると、特に美少女アプリゲームは全部同じタイトルにしか見えないんですが、全く見分けが付かない(笑)

『神』とか『姫』とか『戦国』とか『三国』とか似通ったタイトルが多いですが、こういったアプリが一定のユーザーが付いてある程度課金され易いタイトルということなんでしょうか。主に買収を狙うのは月間売り上げが5000万~2億円程度の中ヒットタイトルだそうが、そうしたタイトルを今後増やしていく方針とはいえ、アプリ市場は大ヒットタイトルとそれ以外に格差が開いてきているので、中ヒットというゾーンを狙うのがますます難しくなっていきそうです。

かといって現状で収益性のあるタイトルのみの運営に絞ってしまえば成長もなく錬金術師家業も廃業なのでリスクを取っていくんだと思いますが、今回の赤字でより買収するタイトル選定の目が厳しくなることは間違いありませんね。

個人的に思うのは、数多消えていったアイドルアプリとか大抵「キャラは良い」「歌は良い」とか言われてますけど、そういうのを集めてCDでも出してくれれば嬉しいのですが......。

Application Alchemistの明日はどっちだ!?