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オトメイト、スイッチへ新作12本を投入で乙女ゲーム市場の構図一変

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「オトメイト×Nintendo Switch」で新たな市場形成へ

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こうなったかー!
ということで昨日からフラゲ情報が回っていたこともあり、界隈で大騒ぎになっていたオトメイトさんのNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)への移籍。

投入タイトルはいきなり12本という出し惜しみなしとなっています!
「B's-LOG」を読むと、腹括って一気に移行を進める気ですね。

■「オトメイト×Nintendo Switch」特設サイト:http://www.otomate.jp/ns/

このブログでも何度か話題として取り扱ってきましたが、こうなるだろうなーっていうのは何となくあっただけに衝撃ではあっても順当という結果に。

この発表の数日前に、オトメイトさんと同じくアイディアファクトリーさんのブランドであるコンパイルハートさんが『ネプティーヌ』のスイッチマルチを発表していたので、その時点で、あっ(察し)ってなったのは言うまでもありません(笑)

あのコンパイルハートさんが出せるんだったらオトメイトさんだったら余裕でイケるでしょ。というか実は単純なこの問題を複雑にしてきたのはそういう部分だったのですが、どちらにせよこれで乙女ゲームのプラットフォーム問題は収束したかな?

状況から考えて近くコーエーテクモさんのルビーパティーなども動きがあると思います。『金色のコルダ オクターヴ』がスマホから撤退で家庭用へと移行という発表が行われたばかり。こちらもスイッチになるでしょう。

ikebukulog.hatenablog.jp

管理人なりにここまでの経緯を整理しつつ、発表された新作12タイトルも見ていきましょう!

移植から新作まで一挙12作品が発表!!

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とりあえずマルチで出してみて様子見するという姿勢から一転。
市場を形成する為、出し惜しみなしで一挙に12作品を展開。

タイトルの後ろに「for Nintendo Switch」と付いてるものは移植作ですね。
付いてないのは新作です。

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『ニル・アドミラリの天秤 色ドリ撫子』「帝都幻惑綺譚」「クロユリ炎陽譚」の2作品をワンパッケージにまとめて、更に追加要素ありと新作要素が強くタイトル自体が変更になっている為、「for Nintendo Switch」が付いてない模様。

個人的に気になっているのは『戦刻ナイトブラッド』です。
昨年アニメの放送も行われていましたし楽しみ!

スイッチでは、ネットマーブルさんのスマホRPG『セブンナイツ』やGREEさんの『アナザーエデン』などスマホアプリゲームをCSへという逆コンシュマー移植も盛んです。

『パズドラ』や『モンスト』などは3DS時代からコンシュマー移植へ動いていましたが、これはスマホアプリ特有のブランドの構築が難いという事情があるんでしょうね。

www.youtube.com

今回発表されたのは以下の12タイトル。

『薄桜鬼 風華伝』
『薄桜鬼 完全新作』
『Code:Realize 彩虹の花束』
『Cendrillon PalicaA』
『ニルアドミラリの天秤 色ドリ撫子』
『LoverPretend』
『ビルシャナ戦姫〜源平伝〜』
『私立ベルバラ学園』
『戦刻ナイトブラッド』
『アムネシア』
『ノルン+ノネット』
『レンドフルール』

メディアミックスタイトルやコラボレーションタイトルも含まれており、バラエティ豊かなラインナップとなっています。

今後続々情報が公開されていくと思うので楽しみに待ちましょう!

スイッチになった経緯は?

今回これだけ大々的な移籍に踏み切った背景には、Vitaがいよいよ終了間近というプラットフォーム移行問題がありました。

よって「Vitaのままで良いのに」という意見は現実的ではありません。
そうも言ってられない状況だからこその完全移籍となっています。

しかも様子見するかのようにマルチで出し続けたり、中途半端にVitaに軸足を残したままだと一向にユーザーの移行が進まず閉塞していくので、思い切って12作品を一緒に発表したものと思われます。

もっとハッキリ言うと、Vitaのソフトリリーススケジュールを見ると分かりますが、今後の予定が殆ど白紙となっており、ROMの製造も終わり直に撤退となるのは明らか。

なので、スイッチで売れないからといってVitaに戻ったり、とりあえず様子見したりといった、そういう判断が出来る段階はとうに過ぎていて後がない状態。

厳密に言えばスイッチで売れようが売れまいが関係なく、売れなければ乙女ゲーム市場は死んで消滅するだけです。売れるように頑張るしかない。

それで移行が失敗すれば後はもうスマホで買い切りアプリとして細々とやっていくだけになり、現在のビジネスモデルからの大幅な転換と、F2P(基本無料)アプリの『A3!』や『アイドリッシュセブン』といったIPとの競合になっていきます。

実はオトメイトさんはこの問題に早いタイミングで対応しており、2017年の3月にはPS4への移行を示唆していました。奇しくもスイッチ発売のタイミングで据え置きへの移行を考えていた事になります。

この動きから分かるように当時は携帯機の後継機が全く不透明であり、E3が開催される6月が近づく度にVitaの後継機が発表されるかもという風聞が出回っていました。

とはいえそんなことはなく。
それが明白になったタイミングで日本一さんなども動くことに。

ゲームにはジャンルによって、据え置きに向いてるソフト、携帯機に向いているソフトがあり、携帯機中心のメーカーさんは据え置きでも携帯機でもプレイスタイルを自由に変更して好きに遊べる利点から順当にNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)へと移行。

携帯機が中心のジャンルで言うと、特にADVはその傾向が強く、PCゲームの『空の彼方のフォーリズム』が発売になったり、乙女ゲームの開発などを手掛けるディベロッパーのレジスタさんが『Dear My Abyss』を発売したりと、にわかにADVが集まってきます。

他はRPGやシミュレーションなどのレベル上げのような細かい作業を要求されるジャンルも携帯機との相性が良いですね。

ADVとかは寝転がって怠惰にダラダラやりたいジャンルなんですよ(笑)
モニターの前に座ってプレイするのはキツイ...…。


そんな中、D3Pさんなどが『帝國カレイド-万華の革命-』『逆転吉原~扇屋編~』など乙女ゲームをスイッチに展開。

ここに来て据え置きへの移行を目指していたオトメイトさんはどうするの?

というのが、ここまでの経緯でした。
特にこれまでPSP以降、携帯機で発展してきたジャンルなのが乙女ゲームだけに、本当に据え置きに移行するのでしょうか?

というのが注目されており、据え置きへの移行には反発の声も大きく出ることに。
他のメーカーさんがスイッチへ参入してADV市場が構築されつつあったので、このままだと乙女ゲーム市場が割れるんじゃないかなーと管理人が考えていたのがこの時期。

そんな中、『真紅の焔 真田忍法帳』『VARIABLE BARRICADE』のPS4版が開発中止になり、ますます今後の行く末が不透明になっていたところで【衝撃の移籍発表】という今回の顛末に繋がっていくので、なるべくしてなったという感じですね(笑)

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この記事の流れがもうそのまま今の状況を指し示しています(笑)
ただ最良の結果にはなったのではないでしょうか?

スマホ移行というのもそれはそれでいろいろ問題があり、パッケージ販売が出来なくなりルート分割になったりとこれまでのような展開は不可。かといっていつまでもVitaに残っているわけにも行かずという状況だったので、正当な判断だと思います。

PC中心の展開もないでしょうね。
マルチでSteamにも展開というのはともかく、乙女ゲーム市場がここまで成長して拡大した要因としてCS市場での展開が挙げられているだけに、国内においてPC市場をメインに引き篭もるという選択は無理。そもそも最近では何でもスマホで十分な所為か、PCどころかテレビも持たない世代が増えているらしいので、据え置き路線はどの道厳しいと思う。

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移籍するならするで一番気になるのが本体価格ですよね(笑)
こればっかりは2DSのような廉価版か、値下げがどのタイミングで行われるのかによると思いますが、今世代のハードは、PSもXBOXも性能を向上したグレードアップ版を出すことでサイクルを引き伸ばし、互換を取りながら前の世代を値下げしていくというAppleのiPhoneみたいなスタイルを構築しているので、スイッチも同じような感じになりそうです。

どちらにせよこれからゆっくり乙女ゲーム市場が構築されていくと思うので、そうした状況を見ながら移行していくしかなさそうです!

何にしてもようやくスッキリと分かり易い構図になって何よりです。
今後、他のメーカーさんの発表にも期待しましょう!