イケブクログ

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何故、豊島区はクールジャパンを名乗らず池袋は「劇場都市」なのか?

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あえて「クールジャパン」を名乗らない理由とは?

これは個人的に持っていた素朴な疑問であり、何からかの確かな答えを得るものではないのですが、正式に東アジア文化都市にも決定した豊島区が進めている文化政策、そして池袋が掲げている劇場都市こと『国際アート・カルチャー都市構想』というのは、その方向性を見ると明確にクールジャパンと言えるようなものになっています。

にも関わらず、今では国の政策として推進されるようにもなった「クールジャパン」という言葉を豊島区が積極的に使っているのをあまり見掛けません。

そめふくちゃんのアトカル解説の中でもクールジャパンという言葉は使われていませんし『国際アート・カルチャー都市構想』はそもそも『クールジャパン都市構想』では駄目だったのか!?

単なる名称問題ですが、事実『国際アート・カルチャー都市構想』の要綱に目を通すと、背景と現状分析の項目でクールジャパンという言葉を使って状況説明が行われているくらいで、政策的な部分での表記はありません。

ここまで来ると意図的に避けているのではと思うのですが、何故、豊島区はあえてクールジャパンという言葉を使わないのか、

教えて中の人!

結果が芳しくないクールジャパン政策

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あまり良い結果が聞こえてこない政府のクールジャパン戦略。
事業内容が不透明で成果に乏しく、18年3月末までの支援件数は29件。支援金額累計620億円に対し、純損失は39億円となっており、設立して5年で累計損失は97億5000万円とのこと。

こうした"事実上の失敗”により今年の7/30に経営陣が一新。
元SME(ソニー・ミュージックエンタテインメント)代表取締役の北川直樹氏がCEOになり、過去の投資案件をうまく軌道に乗せつつ、新規プロジェクトで早急にわかりやすい成果と出したいとのことです。

マレーシアのクールジャパン百貨店は、日本がクールジャパンとして推したいものを、現地の価格水準から大きく逸脱したおま国価格で販売して売れずに低迷という致命的な失敗を被って撤退となったらしく、見るからに全くクールじゃないやり口です(笑)

こればっかりは中の人に聞いてみないと分かりませんが、豊島区があえて「クールジャパン」という言葉を使わない背景には、そうしたネガティブイメージがあるのかもしれません。

実際、劇場都市にするという確たる計画の下『国際アート・カルチャー都市構想』として再開発が進んでいる池袋は際立って分かり易い個性を獲得しています。

これが『クールジャパン都市構想』だったら、全体がぼやけて将来的にこうなるというイメージがハッキリしないので、使わないのは正解でしょうね(笑)

ある意味こういうところで反面教師になっているというか、良く学んでいますし、「国際アート・カルチャー都市プロデューサー」として名を連ねているドワンゴさんやアニメイトさん、ナムコさんなどは足元の池袋で直接ビジネスを展開しているだけに、状況が見えていますし、あえてクールジャパンを使わないのもそういうところから出てきたのではという気がします。

『国際アート・カルチャー都市構想』に目を通すと、ガバガバ百貨店のような場当たりな戦略ではないことが分かりますし、短期、中期、長期でビジョンが定まっており、将来像が明確なしっかり練られた構想となっています。

それを考えると、なるほど『国際アート・カルチャー都市構想』は豊島区独自の『国際アート・カルチャー都市構想』であり、クールジャパンとは全く違うことが分かりますね!

池袋はあくまで劇場都市であって、クールジャパン都市ではない。
これ豆な m9っ`・ω・´)シャキーン