池袋ハロウィンコスプレフェスが今年も開幕!
今日から開催の『池袋ハロウィンコスプレフェス2016』
オープニングセレモニーを見に行っていたのですが、なんと東京都知事の小池百合子さんが昨年に引き続き登場!!
都知事になられて連日ニュースで見ない日はないというくらい多忙なだけに、幾らなんでも選挙区とはいえ参加はないだろうと思っていただけに衝撃でした。どっちかと言えば若狭勝さんの方が登場するんじゃないかってくらい思ってましたけど(笑)
この辺の目配りがキチンとしているのも小池さんならではですし、これまでの都知事とは違いますね。豊島区としてもこうして友好的な関係を築いているというのは再開発を進めるに辺り大きな力となりそうです。
リボンの騎士サファイアちゃんのコスプレで今年も参戦!!
昨年は衆議院議員として選挙区のイベントに参加という形でしたが、僅か1年で状況は一変。今や新たな東京の顔として五輪問題に豊洲の移転など一挙手一投足に注目が集まる中での都知事の参戦には会場から大きな歓声とどよめきが巻き起こりました。
何だこのイベント!?
一躍ハロウィンの主役に
池袋のハロウィンはこれまで、どちらかというと渋谷、新宿、六本木などの影に隠れて発展してきました。
メディアでも殆ど取り上げられてこなかったということもあって、独自すぎて他と違う“ハロウィンらしき何か”といった扱いで、あまり目立ってはこなかったのですが東京都知事が参戦となると、完全にハロウィンの主役はこちらに。
話題性の面でも大騒ぎとゴミ問題がクローズアップされがちな他とは一線を画するハロウィンになっています。イベントの質が大きく変わりましたね。
昨年はサリーちゃんで今年はサファイアちゃんのコスプレを披露した小池知事ですが、トキワ壮がある豊島区ならではのコスプレ。
高野豊島区長は昨年は怪物君でしたが、今年は任天堂のマリオに。このコスプレはリオ五輪でも安部マリオとして日本の首相が披露したコスプレとして話題になりましたが、その知名度は抜群。知らない人はいないでしょう。
両脇を固めるのはアニメイトさんとドワンゴさん。挨拶の中にも今後の方向性、戦略がサラっと出たりと聞き逃せないトークが満載のオープニングでした。
お前......日本と戦うのか......?
毎度のコスプレ弄りに嫌気が差したのか、イケフクロウも殺意に目覚めて『シン・イケフクロウ』に。そのうち空から襲撃してくるかもしれません(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
協賛企業が増えたことで中池袋公園ではカフェが併設されたりと少しずつ範囲も広がり利便性も向上していた今年の池袋ハロウィンコスプレフェス2016。
昨年同様にメインステージを東池袋中央公園に設営しているので、更衣室があるサンシャインシティから徐々に中央に人が流れて行く構造になっています。中池袋公園があるサンシャイン中央が大混雑にならない分、かなり回遊性が上がりました。
街PRステージでは、H.I.Sさんや東急ハンズさんなど協賛企業の皆さんがそれぞれ宣伝をしていたのですが、流石に今年で3回目ということもあってコスプレやランウェイのクオリティが年々上がってる気がする(笑)
こうした協力あってのイベントなのでありがたい話です。
その流れでCureのスペシャルアクトを見ていたのですが、流石に特別枠。コスプレも単に被写体の時代から動きでも魅せる時代に突入という新しい形でのコスプレが披露。
FGOだー!!(甦る爆死の記憶)
あちらこちらから黄色い歓声が上がってましたが、こうしたコスプレパフォーマンスは、近年ゲームショウやコスプレサミットなど大型のイベントではだいたいスペシャルアクトとして組まれているので徐々に見る機会も増えてきましたが、アニメイトさんが定期的に開催しているアニパフォもまだまだ知名度も十分とは言えません。
しかしながら、そのうち絶対来るカルチャーの1つだと確信しているので、今後も注目していきたいところです。
何気に前半のステージMCを五木あきらさんが務めていたり、後半がくろねこさんだったりと界隈で有名なレイヤーさんが担当。男性の方は今年も勿論ウサコさんがMCをされていました。
心配されていた天気も今日に関しては何とか気温も安定し曇り空のままで持ちましたが、徐々に風も強くなってきていたので明日が心配ですね。街中でやるイベントである以上、どうしても雨が降ると甚大な影響が出るだけに、折角の日曜ですから晴れないまでも雨が降らなければ良いのですが......。
昨年も思いましたが開催時期に関しても流石に10月末だと寒いことも多く天候も安定しないので2週間から1ヶ月ほど前倒しで早めても良いんじゃないかって気もします。
コスプレもかなり薄着が多いですし、日程的にハロウィンは10月31日と決まっているとはいえ、池袋の場合は特にハロウィン要素は申し訳程度あるくらいですからね。屋外イベントである以上、天候に関しては当日まで分からない問題だけに悩ましいところです。
用事もあったので、コスプレウォークを見て15時半くらいに撤退したのですが、レッドカーペットの上を歩くコスプレウォーク。ここに池袋のハロウィンの特徴が良く表れているんじゃないでしょうか。だってあのレッドカーペットの上をその辺に売ってるハロウィンセットの良く分からないゾンビとかナースみたいなので歩くのは何かこうやっぱりクオリティの差というか、場違い感というか、本人的に敷居が高いよ(笑)
撮影するにしたって、v(≧∇≦v)三(v≧∇≦)v ピース とかポージングする人は殆どいないわけで、バチっとキャラクターにあったポーズを決める人が殆どなわけで。Wピースが許されるのは島村卯月ちゃんだけ(;´Д`)
そういったウェーイ層は渋谷などのハロウィンに参加するんでしょうし、そこら辺の住み分けはかなりハッキリしているので、これから参加しようっていう人はどちらの空気が自分に合ってるか感じてみるのも良いかもしれません。
15年前だったらこういう池袋のハロウィンみたいなポジションは本来秋葉原が獲得していたと思うのですが、しかし今やアイドルと芸人のステージを観るのが秋葉原のハロウィン。それはそれで新しい形のような気もしますが......。
果たして明日はどんなコスプレが見られるのか?
てるてる坊主でも吊るして待ちましょう!