イケブクログ

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利益独占を目論んだ「enza」、シャニマスの課金が進まず赤字拡大

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第2四半期は1億3300万円の赤字に

ふー、なんとか50連で引けたか。
流石は独自のプラットフォームだけあって水着でもなんともないぜ!

どうした掛かってこいよApple!

現在『アイドルマスターシャイニーカラーズ』ではCM放送開始&サマーキャンペーン第2弾がスタート。更に”夏は短し海でしょ!乙女たち”ガシャも開催中です!

www.youtube.com

そんな勢いに乗る『アイドルマスターシャイニカラーズ』ですが、プラットフォームの「enza」を運営するドリコムは「enza」立ち上げから2期連続の赤字となり、1億3300万円の営業損益が発生。

売上高が前四半期比で6.0%増の30億3600万円となり増収ですが、「enza」の収益貢献がずれ込み業績への貢献には時間が掛かるとのこと。

アイマスと言えば課金兵というイメージがありますが、いった何故このようなことになってしまったのか『アイドルマスターシャイニーカラーズ』は大丈夫なの!?

面倒くさい課金方法が仇に......

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「enza」はHTML5を基にしたバンダイナムコさんとドリコムさんで共同開発のブラウザ型独自プラットフォームですが、その為、一般的なアプリと違い「App store」や「google play」で配信されていません。

新たなプラットフォームを立ち上げた背景には独自プラットフォームで運用することで、プラットフォーマーに30%とも言われる高額のシャバ代を払わなくても良い、厳しい表現規制がない、シリアルコードなど特典商法などもやりたい放題出来るというものがあります。

特に「App store」は表現が厳しく水着のキャラクターにも配慮が必要なくらいなので、そういう枷のない「enza」は自由度が高く、自由を謳歌出来るはずでした。

やっぱ夏と言えば水着でしょ!

しかし当然デメリットもあり、課金が面倒という致命的な欠陥があります。
『シャニマス』で課金しようと思うと、バナコインの購入が必要となりますが、それをWebマネーなどを買うのも面倒ですし、何より他のアプリに課金の応用が効かないので非常に使い辛いのは否めません。加えて会員登録やカード登録などユーザーを囲い込む為の一連の施作が仇となっています。

決算報告で「当初は半年程度での垂直立ち上がりを目指していたが、一部想定と異なる事象が出ており、1年程度のスパンで取り組む覚悟が必要」との見方がなされていますが、『アイマス』という非常に課金力の高いコンテンツを第1弾に持ってきたことで配信直後から高収益を目論んだものの目論みは外れといったところでしょうか。

特に課金導線の誘導、整備は早急に必要ですが、とはいえ独自プラットフォームとして立ち上げた以上、根本的な部分に手を加えることは不可能なので、このまま何とか周知徹底してやっていくしかないというのが現状ではなのでは......。

一番駄目なのが「App store」や「google play」で配信することになるパターンですが、これをやると企画倒れもいいところなのでないかな(笑)

バンダイナムコさんは「アソビストア」独占など、とにかくユーザーを囲い込む方針を取っていますが、こういうのはやりすぎると逆に人が離れるというか、何でも○○独占にして不自由を強いると結局は扱いづらくなる一方なので、「enza」がどうなるのか注目です!

そもそもAppleなどのプラットフォーマーが時に利益に反する厳しいともいえる規制を掛けているのは、プラットフォームビジネスはその性質上、運営には高い道義的責任を求められます。

もしApple storeで配信されているアプリで各社利益を追求するがあまりシリアルコードの乱発や過激すぎるイラストでユーザーを釣ったり、外部サイトへの悪質な勧誘誘導をアプリ内で行うなど無法地帯化すれば、Apple storeからユーザーが離れてプラットフォームが崩壊します。

そこの部分で信用がないとプラットフォームとして成り立たないからこそ厳しい対応を行っている部分が過分にあるので、運営側にとって都合が良く自分で好き勝手出来るというプラットフォームに人が付くかというと、それはやっぱり難しいですよね。

ただでさえ課金命のアプリ、ブラウザゲームにおいて課金され難いという構造は致命的であり、今後他のタイトルでの「enza」採用率にも大きく関わってくるので、どう改善出来るのかに掛かっています。

プロデューサーさんの課金力が試されている!