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『ドラガリアロスト』、5日間で300万ドル突破し普通に大ヒット!

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サラッとヒットしてしまう

任天堂×Cygamesの異例のタッグで配信が始まった『ドラガリアロスト』ですが、なんとリリースから5日間での収益は300万ドルを突破する好調なスタート!

配信地域は日本、アメリカ、香港、マカオとなっており、こういったタイプのゲームでは珍しくアメリカのチャートでもセルランにランクインしているのが確認出来ます。

これまでの任天堂IPを使ったアプリゲームとは全く違い、新規IPでの挑戦ですが、なんかもうつつがなく普通にヒットしていますね。

To compare this against previous Nintendo mobile game launches, we’ve analyzed Dragalia Lost’s revenue so far in the publisher’s two largest mobile markets, the United States and Japan. As you can see, its latest release had the smallest five-day haul, with players spending about $3 million.
https://sensortower.com/blog/dragalia-lost-revenue-3-million

他のメーカーが苦しむ中で大躍進

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このデータを見ると、これまで任天堂がリリースしてきたアプリの中では、5日間での収益は最小のものとなっていますが、とはいえ、どれも規格外の数字であり、元々の知名度が絶大なIPばかりであることを考えると、新規IPとしてはとりあえず大成功のスタートとなっているのではないでしょうか?

ガンホーさんが、「ヒット作が出ない!」と嘆いていましたが、スマホアプリゲーム業界は、今まさにブラッドオーシャン(血の海)。

新規タイトルをリリースしても数日どころか数時間には死亡確認!
出来てしまう程、ヒット作を出すのが難しい市場環境になっています。

色々理由はありますが、結局のところ抱えている問題の本質は、原則的にはガンホーさんが新規ヒットを出す為には『パズドラ』を終了させなければいけないという矛盾にありますよね。

『パズドラ』が多くのユーザーを抱え込んでいる結果、プレイヤーが他のゲームを遊ぶ時間的余裕、資金的余裕が生まれない。ヒットしたアプリは長期運営になり数多くのユーザーを囲っていますが、その所為で、そのアプリからユーザーを市場に開放しない限り、新しいヒット作が出る事はありません。

市場を回復させてヒット作が出るブルーオーシャンに戻す為には、今、セルラン上位を占めているアプリが終了し、多くのユーザーを市場に開放しないと、現状殆どのユーザーは何かしらのゲームに囲われているので、新しくプレイを始める時間も資金も限られています。

しかし実際には、『パズドラ』を終了させたら、それがそっくり『クロノマギア』に移行するわけではなく他のアプリとの競合でユーザーを奪われることになるので、そんなに上手くもいきません。その矛盾をどうにかしない限り、どうあっても新規ヒットは難しいのが現状です。

これが買い切り型のゲームと運営型アプリゲームの決定的に違うところで、基本的に“クリアの概念”がないことがこういう事態を引き起こします。

ゲームをクリアすることで、ユーザーはそのゲームから解放されます。
それによって次のゲームに移行することが出来る。

このサイクル、この循環によってソフト市場というのが回るのが家庭用ゲーム市場であり、“クリアの概念”はゲーム自体を仕切り直しすることにも繋がるので、これがナンバリングという形で、ゲームのブランド化に繋がっていきます。

MMOなどと同じで一つのゲームをずっと続ける運営型のゲームは、ユーザーの循環が起きないことで、他のゲームに人が流れない、更にゲーム自体も仕切り直しが出来ないのでブランド化していかない、アプリゲームのIPが中々ブランドしていかないのはこれが原因となっています。

任天堂の場合は、あまり自社のアプリにユーザーを囲ってしまうことに力を入れていないように見えますが、何より導線として自社のCSゲームに誘導するという独自の戦略が取れるのが強みですよね。

その点で言えば、従来型の『ドラガリアロスト』が、単にこのままスマホアプリとして続けるのか、或いは何かしら今後の派生要素があるのかは楽しみなところです。

管理人も始めてみましたが、しかしながら任天堂×Cygamesというタッグでやるからには『ドラガリアロスト』は序章な気がしてならない......。

今後の動向に注目です!