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TOHOシネマズが鑑賞料金値上げで「Hareza池袋」に致命的影響か!?

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6/1からTOHOシネマズの鑑賞料金が一般1900円に値上げ!

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なんでやねん!

TOHOシネマズさんが映画鑑賞料金の値上げを発表!
一律で100円の値上げとなっており、これにより一般が1900円に。

高ぇ!

映画の鑑賞料金と言えば満場一致で1800円は高すぎるというコンセンサスが得られるかと思いますが、そんな中、下げるのではなくむしろ値上げするという、値下げしてくれとの要求に値上げして返答し日ハムに出ていたかれた札幌ドームを彷彿とさせるこの所業!

いや、本当に札幌ドーム元社長「なんか変だな」オジサンと同一視しているわけではないのですが、これも苦しい経営判断の一環なんでしょうけど、やっぱりねぇ......?

TOHOシネマズ株式会社(本社:東京・代表取締役社長:瀬田一彦)は、2019年6月1日(土)より映画鑑賞料金を改定いたします。
弊社では、デジタル映写機や自動券売機等の導入による運営の効率化を図るとともに、映画をより多くのお客様にお届けし楽しんでいただくために新規出店や鑑賞環境の改善などに努めて参りました。
しかしながら、アルバイト人件費を中心とした運営コストの上昇や各種設備投資への負担増により、企業努力だけではこれらの吸収は極めて困難であると判断し、鑑賞料金を改定させていただきます。
今後も更なる企業努力により、お客様にご満足いただけるようサービスの向上に努めて参りますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

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アレ、池袋にTOHOシネマズはないのでは?
と思われる方も多いかと思いますが、現在、池袋で建設中の新たなランドマーク「Hareza池袋」にはオフィス棟にてTOHOシネマズさんの参入が決定しています。

開業は来年になるかと思いますが、今年の夏にはすぐ傍にグランドシネマサンシャインも開業し、鑑賞料金の値上げにシネマサンシャインが追従するのかどうかによっても影響を受けそうですが、なんともはや。

こりゃあ、ますます2極化が加速しそう。

「映画離れ」ではない本当の問題

個人的には良く言われる若者の○○シリーズに連なる「映画離れ」ということに対しては、あまり思うところはありません(笑)

というか、そこはあまり本質的な問題ではないと思っているですが、というのも基本的に人は観たい作品があれば別に1800円だろうと1900円だろうと映画館に行くわけで、大ヒット作品も定期的に出ていますし、むしろ映画の年間興収は増減はありつつも徐々に上がっているようです。

なので単に「映画離れ」を元にして物事を考えても、そこからはあまり何も見えてこないのですが、じゃあ何が問題なのかといえば「映画離れ」ではなく、1800円、今回の値上げて1900円になりますが、これによりますます「大ヒット」と「大爆死」の2極化が加速するだろうということです。

1900円払っても多くの人が観たいと思う大ヒット作はますますヒットし、評判が評判を呼びロングランとなり更に記録を伸ばす。しかしその一方で、そうじゃない映画は客足がますます遠のくよねっていう。

どういうことかと言えば、どうしても観たい映画は映画館に観に行くけど、ちょっと気になるくらいの映画だったら別に映画館まで行ってまで観ようとは思わないという動向が加速するだろうということです。

「映画離れ」が何に対して起こっているのかと言えば、そういう中間層の“気になるけど1900円を払ってまで観ようと思う程ではない映画”に対して「映画離れ」が深刻な程進むということであって、全体で見たら年間興収は上がっていても、中身を見たらそれは上位の映画が圧倒的に大ヒットしているだけで他は軒並み死屍累々みたいな状態がより顕著になっていくということですよね。

上位に集中するのは、それは外れがないからに他なりません。
だって1900円払って損したくないじゃん?

そんな簡単な心理的理由ですが、簡単だからこそ極端なほど影響が出ます。

値上げによって最も影響を色濃く受けるのは「実写邦画」ですね。
火を見るより明らか。

4DXで実写の『ニセコイ』とか上映しても恩恵ない(笑)
ただでさえ漫画の実写版などは次々と爆死していますが、映画館も進化しているとはいえ、その進化を体験したいと思えるような作品じゃないと意味がありませんからねー。

アニメの劇場版が何故好調なのか、近年何故あれだけコナンなどが大ヒットしているかと言えば、観たいものを提供しているからであって、コナンとか劇場版で観たときに映えるように派手なアクションとかクライマックスシーンの盛り上げとかそういうものがキチンと盛り込まれていて、映画としてエンタメとして映画館で観たいと思える映画に仕上がっていますよね。

だからアニメとかは依然として好調なんだろうと思いますし、映画館の大迫力で観たいと思えるようなハリウッドの超大作なんかに今後ますます人気が集中するんじゃないでしょうか。

ゲーム業界と同じようなAAAかインディーズみたいな極端な2極化を引き起こしそうな気がするのですが、100円の値上げが引き起こすムービークライシスが迫っている!