「平成のシャーロック・ホームズ」の時代が終わる
早くも興行収入40億円を突破し、全世界興行収入No.1の『アベンジャーズ/エンドゲーム』を日本で完封している劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』。
その活躍っぷりからそのうちコナンがアベンジャーズ入りしてもおかしくなさそうですが、本来はミステリー漫画の主人公であるコナン君は肉体労働より頭脳労働がメインであり、犯人や敵を倒すのは専ら蘭姉ちゃんの役割なのは疑いようもありません。
銃も避けるしナイフも蹴りで切断します。
空手ってすごい
コナンもコナンで、「このままじゃ日本が危ない!」とか言いながら国家レベルの危機から日本を救ってくれているので、決して引けを取らない活躍です!
これもう「黒の組織」壊滅だろJK......。
最終兵器こと勇者王、京極さんがいる時点で......。
さて、そんなコナンの謳い文句が「平成のシャーロック・ホームズ」。
そして本日は平成最後の日ということで、「平成のシャーロック・ホームズ」こと江戸川コナンは本日を持って御役御免となります!
バーローwww
令和時代の活躍にご期待ください
毎年恒例、劇場版最新作『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』(4月12日公開)の完成披露試写会が2日、都内で開催され、主人公の江戸川コナンは、観客の前で「平成」改め「令和のシャーロック・ホームズになります」と高らかに宣言した。
上映前の舞台あいさつに、コナンのほか、レギュラー声優の高山みなみ(江戸川コナン役)、山崎和佳奈(毛利蘭役)、小山力也(毛利小五郎役)、山口勝平(怪盗キッド役)、そして本作のキーパーソン、レオン・ロー役の山崎育三郎、レオンの秘書レイチェル・チェオング役の河北麻友子が登壇。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/conan-movie_jp_5ca6a62de4b0a00f6d3d2a67
「平成」改め「令和のシャーロック・ホームズ」が誕生!
懸念されていた「平成のシャーロック・ホームズ」引退問題ですが、引退後即「令和のシャーロック・ホームズ」として復帰するそうです!
「令和のシャーロック・ホームズ」と聞くと、シュッとした印象を受けるというか、響きが綺麗なだけにスタイリッシュに感じられますね(笑)
いよいよ元号が変わりますが、平成の間に大きく技術も進歩しました。
そうした技術の進歩はミステリー作品に多大な影響をもたらしています。
例えば、ミステリー作品の典型的なジャンルであるクローズドサークルでは、閉ざされた空間(雪山のペンションなど)で、電話線が切られて連絡が付かなくなるというのがお約束でしたが、現在のように誰でも携帯やスマホを持っている時代だと、そうした舞台設定を用意するのも難しくなっています。
ミステリー作品も時代と共に変化していく宿命にあり、先週地上波で初放送となった『ゼロの執行人』でも、犯行の手口としてIoTテロが用いられるなど、時代を反映し、過去に囚われず常にアップデートされてきたミステリー作品達。
コナンもすっかりスマホを使いこなしています!
しかし面白いのは、その一方で蘭姉ちゃんは未だにガラケーだったりします。
そうした描写が時代の変化と連続性を感じさせてくれるのもこれだけ長期に渡って連載が続いてきた作品ならではじゃないでしょうか?
「平成のシャーロック・ホームズ」から「令和のシャーロック・ホームズ」へと移り変わっていく中で、平成ではきっと有りえなかったような事件やトリックが起きてくると思われます。
そうした謎に立ち向かってこそ「令和のシャーロック・ホームズ」!
いったい新しい時代にどんな事件が待ち受けているのか、赤井秀一、安室透に続く令和時代の新キャラが登場するのかどうか、なんとも楽しみな『名探偵コナン』。
そろそろコナンにもイギリスのMI6に所属するキャラクターが登場しても良い頃だと思うのですが。え、領域外の妹? なんでもない。
「令和のシャーロック・ホームズ」の活躍に期待です!