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【ふるさと納税】泉佐野市、この期に及んで総務省を煽ってしまうwww

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総務省? だが、そんなの関係ねぇ!

総務省による大阪泉佐野市のふるさと納税制度から除外が発表されましたが、この広告が表示されてて笑ってしまいました。

6/1から除外対象になり規制されてしまうので、その前日の5/31まで盛大にキャンペーンをやってやろうという泉佐野市の商魂逞しい、そして総務省を煽りまくる広告w

この問題は、「ふるさと納税」の返礼品をAmazonギフト券にするのは是か非かということですが、その時点では制度上問題なかったものを後出しで問題としたことで揉めることに。

泉佐野市は多額の寄付を集めていただけに大ダメージです。
「ふるさと納税」の新制度から除外対称になったのは渦中の泉佐野市含め、静岡県小山町、和歌山県高野町、佐賀県みやき町の4つの市町村。6/1以降、この4市町村への寄付しても優遇措置が無効に。

新制度では、返礼品の調達費が寄付額の30%以下の地場産品のみとなり、総務省が基準に適合した自治体を指定する方式になるとのこと。

基本的には泉佐野市が悪いという声が一般的ですが、後出しのルール改定や、そもそも「ふるさと納税」の意義について疑義が持たれています。

要はこういうことです。

ふるさと納税、ふるさとに納税してない説

「ふるさと納税」は「故郷」に納税しなくても良い

「ふるさと納税」というのは、自分の故郷やお世話になったところに寄付をするというのが名目ですが、しかし実態としてはそうはなっていないところがポイントです。

というのも、故郷というのは必ずしも明確ではありません。
管理人も生まれてすぐ引っ越したり、子供の頃引越しが多かったので、生まれたのは○○県だけど、幼稚園は○○県で、小学校は○○県みたいなことになっているのですが、そういう感じだと故郷というのがあまり意識するものではないんですよね。

なので、ある程度は幅を持って曖昧に作られており、自分がお世話になったと思うところに寄付しても良いとされています。言ってしまえばこれは本人の判断により寄付する場所は何処でも良いということです。

本題に入りますが、そこで疑問が湧いてきます。
では、本当に「ふるさと納税」をしている人は、自分の故郷、或いはお世話になった自治体に寄付しているのか?

これを問題視しているのが日本維新の会です。
つまり実際には故郷かどうか、お世話になったどうかで寄付を決めているわけではなく、返礼品で決めている人が多いんですよ(笑)

総務委員会で足立先生が主張しておられましたが最もだと思います。
総務省も「ふるさと納税」を実施した人が、本当に故郷、或いはお世話になった自治体に寄付しているのかは統計を取っていないそうです。

勿論、本当に自分の故郷やお世話になった自治体に寄付しているという人もいるでしょうが、返礼品で決めている人も多く、その割合がどうなっているのかは分かりません。

Amazonギフト券けしからん!
というのは、「ふるさと納税」を故郷やお世話になっている自治体に寄付するものだと考えているからそう思うだけであって、実態としては返礼品目当ての寄付であるというところに本質があります。

仮に返礼品で決めている人が多いのだとすれば、「ふるさと納税」は制度上自治体が魅力的な返礼品を用意するという競争原理が働くことになります。魅力的な返礼品を用意することが出来れば、税収が増え大きく潤うわけですから当然です。

Amazonギフト券にしようというのは、故郷かどうかではなく、そういう競争原理からの発想であって、一概に批判されるべきものではないと思うのですが、「ふるさと納税」の制度設計に問題があり、泉佐野市はそこに一石を投じたということでしょうね。

そしてこの「ふるさと納税」制度は圧倒的に東京に不利な制度となっています。

豊島区の地場産品って何なのよ?

ということです(笑)
東京のように全国からモノが集まってくるような都市は逆に不利。
その為、地方の魅力的な返礼品に寄付する人が多く、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で控除額は驚きの1166億円に達しているそうです!

ikebukulog.hatenablog.jp

東京圏から1000億円以上の税の流出が起きており、東京都は最多645億円も減っています。地方交付税を受け取ってないない自治体は丸ごと減収になるので「ふるさと納税」により大ダメージを受けていますね。

豊島区でも例外ではなく、深刻な問題と位置付けられて議題に挙がっていますが、東京圏全体の問題として議論が進んでいます。

ikebukulog.hatenablog.jp

勿論、豊島区もただ手をこまねいているわけではありません。
先程の質問に対する答えになりますが、 豊島区では「ふるさと納税」の返礼品として「トキワ荘」への寄付を受け付けています。

トキワ荘とは、かつて漫画の神様「手塚治虫」や「石ノ森章太郎」「藤子不二雄」「赤塚不二夫」といった錚々たるメンバーが暮らしていた伝説のアパート。

「漫画の聖地」を掲げる豊島区は、「トキワ荘」の復活プロジェクトを進めており、「ふるさと納税」として寄付すると、完成の際に設置される銘盤に名前が刻まれるというものです。後世に名を残すチャンスとしてかなりの寄付が集まっており、豊島区の公式HPから寄付額と寄付者の名前が確認出来るので一度覗いてみて下さい!(寄付の際、氏名非公表を選べば公開されません)

というわけで、問題はまだまだ山積の「ふるさと納税」。
「ふるさと納税」で地方に寄付すれば寄付する程、自分が今住んでいる自治体の税収は減るわけですから、じわじわ影響が出てくる埋伏の毒のような制度ですね(笑)

新制度で返礼品の仕様が決定したので、今後は地場産品を使った返礼品開発レースが激化すると思いますが、地場産品限定なので都市部は辛いですね。

公平性の観点から考えれば、自治体によって明らかにどうにもならない有利不利が発生する制度はどうなのかという気がしてなりません。