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【禁書目録】自死に向かうヨーロッパから新たな“物語”は生まれない?

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スペイン、『赤ずきんちゃん』などの“有害”な児童書200冊を撤去へ

16世紀からまるで成長していない……。

スペイン紙によると、カタルーニャにある児童図書館の蔵書600冊の中から、児童にとって有害な図書200冊を排除へ。

有害と認定された本の中には『赤ずきんちゃん』や『眠れる森の美女』など、日本でもお馴染みの“物語”が多数含まれています。

Barcelona school removes “Little Red Riding Hood” for being sexist

A school in Barcelona has decided to remove 200 children’s books from the infant school library for perpetuating sexist stereotypes. The Tàber school, which is under the responsibility of the Catalan regional government, reviewed its catalogue of books in its library for children up to the age of six, and found that only 10% were written from a gender perspective. Thirty percent of the stories were “toxic” and 60% had less-serious problems. Other schools are also working to fill their libraries with more gender-balanced books.
https://elpais.com/elpais/2019/04/11/inenglish/1554966765_493855.html

有害とされている理由は所謂「ポリティカルコネクトレス」で、男が勇敢な英雄で、女が邪悪な女王なのは差別でけしからんという話ですね。本当にもうどうしもない主張です。

現代の焚書坑儒、いやヨーロッパなので禁書目録でしょうか。
カトリック教会が都合の悪い書物を禁書目録に指定して検閲していた16世紀から何も変わっていません。

これはもうヨーロッパは滅びるかもしれませんね。
移民の問題もあるし。

“物語”を奪うということは、創造性を欠落させることなのでヨーロッパから新しい何かが生まれることはもうないかもしれません。

かつて『鉄のラインバレル』で加藤機関が「想像しろ」と人類に警鐘を放っていましたが、まさにこういうことであって、想像力を失ったら滅びるしかない。

「自滅スイッチ」を押した先に何が待ち受けているのか……。
我々はデウスエクスマキナに勝てるのか……?

文化戦争が始まる?

子供は何でも吸収するので、ジェンダー感のない差別的な「物語」を持つ児童書は悪影響を与えるとかいうとんでも理屈なのですが、それで大人にとって都合の良い綺麗なものだけになった世界がユートピアだと思えるのが怖いですね!

かつて任天堂の宮本茂専務が「子供をばかにしてはいけない」と仰ってましたが、現代の禁書目録はまさに子供をバカにした所業だと思う。

このまま行くと、今後起こりうる世界大戦の火種は「文化戦争」になるかもしれません。「植民地戦争」「宗教戦争」「経済戦争」「テロとの戦い」といろいろありましたが、次に起こるのは「文化戦争」なのか……。

そしてそうなった場合、恐らくその戦禍の中心になるのは日本……。

アメリカもポリコレ汚染が蔓延して創作物へ大きな影響が出ています。
必ず黒人が登場しなければならないとかゲイが登場しなければならないとか色々とルールがありますが、少し前にも『聖闘士星矢』の登場人物である瞬が勝手に女性キャラクターに変更されて大炎上したりしていました。

SONYのPS事業はアメリカのSIEが担当になっていますが、それによって独自の規制ソニーチェックが入るようになり、プレイステーションは一気に表現規制が厳しくなったのも最近のことです。

では中国はどうかと言えば、クマのプーさんは検閲されるし、『PUBG』が『ゲーム・フォー・ピース』になって平和になるし、ついでに新たなゲーム規制では「血」「死体」「麻雀」「ポーカー」「ポルノ」も禁止!

それでヨーロッパもこの状況。
先進国で文化的な寛容さを残すのが日本だけになると、ますます日本の特異点化が進みますが、それでいて日本のコンテンツはクールジャパンとして世界中にコンテンツをう輸出しているわけで、最後に残された希望の島になりかねない!

そうなったら、日本を教化したい勢力の圧力と、逆にその対抗勢力となるレジスタンスとの争いが場外乱闘で行われることになりそうですが、文化戦争が起きたとしたら確実に日本が中心になるんだろうなぁ……。嫌だなぁ……。

グローバル図書館戦争が勃発しますね。
それか反動でヨーロッパの殆どの国で右派が台頭する結果になりそう。
右派といっても、「自国民の利益を守ろう」みたいなまともな主張をしただけで、メディアが極右のレッテルを貼ってるだけだったりするので、何処の国もアメリカみたいな状況になっていきそうです。

だいたいリベラリズムって、男女平等、表現の自由、言論の自由、心境の自由といった理念だったと思うのですが、ジェンダーを訴えて書物を規制するのは相反してないのか!?

何が悲しいって、こういう発想が蔓延しているということは欧州から今後何か新しい文化が生まれてくることはもうあまり期待出来ないという事実です。

イギリスは早く脱出するんだ!