夏の思い出に癒されよう!
千葉県銚子市で開催される地域活性化×アニソンDJイベント「銚子アニソンフェス」ですが、今年は初の試みが実施されるそうです!
【発表!!】
— 銚子アニソンフェス実行委員会 (@choanifes) 2019年5月31日
今年の #銚子アニソンフェス は
海を一望できる絶景ホテルの野外プールにて
7/27(土)と8/24(土)の
2Days開催が決定‼✨✨✨
イベントチケット完全予約制!
天然温泉入浴付き♨️
夕食付の宿泊プランまで⁉
ファミリー大歓迎👪
詳細は近日お知らせします! pic.twitter.com/tkOSdECfbr
めちゃくちゃ楽しそう!
プールで泳いで、天然温泉に浸かり美味しい食事をしてホテルに宿泊。
まさに理想の夏の過ごし方です(笑)
海外旅行とか遠出とかしたいんですけど、なかなかそうもいかないということも多いですが、千葉県銚子市だと東京から行くには絶妙な距離です。完全にもうひと夏のサマーバケーションという感じですが、例年以上に盛り上がりそうですね!
こういう形の地域活性化というのは素晴らしい!
それで思ったんですけど、時代は変わったというかクールジャパンというのがようやく良い方向に向かい始めているような、そんな気がします。
理解ってる人がやる(それが一番大事)
「大事MANブラザーズバンド」もそう言ってたし。(そうか?)
何はともあれ、改めてそう思う次第です。
そういえば、かつてクールジャパンが持て囃されたときに、確か2013年だったと思うんですけど、山梨県で「COOL JAPAN YAMANASHI」というイベントが開催されました。
「山梨県立産業展示交流館アイメッセ山梨」で2日間開催されたのですが、「アイメッセ山梨」は山梨県では最大のコンベンション施設なんですけど、立地があまり良くないということもあって、でかい会場に出展企業はなんと一桁!
大きな会場に企業ブースがポツンと転々としている閑散とした風景の中、何でもありのクールジャパンで、アニメや特撮だけではなく、プロレスの展示もあったりとごちゃ混ぜで、何か良く分からない迷走した残念なイベントとなってしまいました。
それでも2日間で500人以上の人が来場したそうなので、需要自体は感じさせるものの会場の選定やイベントの趣旨など、無理解が生んだ悲しきお役所仕事。
クールジャパンとか良く知らないけど、それを使って地域活性化だ!
という発想の元、大々的に予算が付いているので、大きな会場を2日間貸切という大掛かりな事が出来ましたが、理解がないのでとりあえず箱だけ用意したら集まるだろうというクールジャパン行政の失敗例として良く話題になります。こういうのがこの当時は良くありました。
結局その後は続かずに終了。
第1回の反省を経て改善しながら継続していけば、徳島の「マチアソビ」や名古屋の「世界コスプレサミット」みたいに徐々に知名度も上がって定着していったんじゃないかと思いますが、それも理解がないと続かないのが難しいところです。
それを考えると、湯涌温泉もそうですが、こういう「銚子アニソンフェス」といったイベントなども理解ってる人が音頭をとってやるから成功するんでしょうね。
若い世代でそれが好きな人が、これをやったら地域活性化に繋がるというリアルな感覚で結びつけるから受け入れられるというか。こういうのは、これまでの時間を経て良くなってきたところなんじゃないでしょうか。
管理人が昔、熱海に行ったとき、とても寂れているのを見て「それだったら、温泉街をもういっそのことオタクの避暑地みたいに売り出したら面白いのになー」と温泉に浸かりながらぼんやり考えていたことがあります。『ラブプラス』で熱海が話題になる前の話です(笑)
なんだかんだでその後、熱海は復活して最近では活況らしいので、それはそれで良かったんですけど、多分全国にそういうところって沢山あるんですよ。
そしてそれは都市部にはない大きな利点じゃないですか。
そういう方向に舵を切るようなところがあっても良いし、若い世代が中心になっていくことでそういう発想を持つ人が沢山出てきて、そうやって徐々に変わっていくというか、今やっと少しずつ環境が出来つつあるのかなと実感します。
クールジャパンというか、そういうコンテンツを使って地域活性化しようっていうのはコンテンツ自体がその土地の伝統的な産業じゃないので、端から見ると、どうしても実態として理解し難い部分があると思うんですけど、そこに説得力持たせられる世代が中心になってきたというのは、希望が持てるというか、かつての失敗とは違う正しき道へ進んでいる!
そういう方向に舵を切るのは難しいと思うかもしれませんが、池袋みたいな大都市でそういうデンジャラスな都市実験が行われていることを考えれば、地方にも出来ないはずがない!
豊島区の再開発における池袋のオタク街魔改造はマジキチすぎて、常々良くこんな無茶が通るなと思ってしまうくらいなので、池袋でやれるんなら日本全国他の何処でもやれると思う(笑)
それこそ鳥取県とかもそうですしね。
今は外国人観光客が激増して何処でも観光バブルのボーナス状態なので、ある意味ではそういう方向に全力ベッドという状況は遠のいているのかもしれませんけど、寂れている街の起爆剤とか再開発の契機になったらもっと全国面白くなりそう。
そもそもそうやって地方でオタク産業が盛り上がれば、人の動きもより流動的になり、地方の同人誌即売会が女子中高生ばかりで都市圏のイベントに人が流れまくるといった状況にも改善が見られるかもしれません(笑)
やはり日本もブロック経済圏化しなければ!