イケブクログ

池袋の話題を中心にホットなトピックスをお届け

MENU

【コンコルド効果】ドワンゴさん、まさかの『テクテクテクテク』復活!?

f:id:ikebukulog:20190615045553j:plain

後継作品がリリースされる......かも?

f:id:ikebukulog:20170127175550j:plain

今月6/17を持ってサービス終了予定だったドワンゴさんの“一生歩けるRPG”『テクテクテクテク』ですが、なんと後継作品のリリースを目指すということで大復活するかも!?

『テクテクテクテク』は位置情報を使ったアプリゲームで、位置情報ゲームというジャンルでは既に世界的な覇権アプリゲームとなっていた『ポケモンGO』が存在する中、一生歩けるRPGという触れ込みでリリースされました。

シン・ゴジラや小林幸子さんなどニコニコ的なノリ満載でしたが、サービス終了の告知まで4ヶ月、実質的な運営期間は7ヶ月という短命アプリゲームとなってしまいました。

しかし、ここで新たに後継作品をリリースというどん判には驚きです!!

f:id:ikebukulog:20190313172907j:plain

f:id:ikebukulog:20190615050506p:plain

決算報告では、月間売上800万円に対し、赤字が8億円という巨額な金額になっていましたが、果たして勝算はあるのか、それともコンコルド効果となってしまうのでしょうか!?

コンコルド効果とは?

「埋没費用効果 (sunk cost effect)」の別名であり、ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資がやめられない状態を指す。超音速旅客機コンコルドの商業的失敗を由来とする。(Wikipedia参照)

実は考え方自体はオーソドックス?

あたかも失敗前提で話をしていますが、実は極めて妥当というか、原理原則論に沿って考えるなら、こういう形での復活は全然有りなんじゃないでしょうか!

というのも、『テクテクテクテク』のプロデュースを担当したスパイク・チュンソフトの中村光一さんは、かつて国民的RPG『ドラゴンクエスト』の開発者でもあり、天才プログラマーとして名を馳せていました。

そんな『DQ』が、国民的RPGの地位を不動のものとしたのが、1988年に発売された『ドラゴンクエスト3 そして伝説へ』だと思うんですけど、過去作での要望や新しいアイデア、当時では出来なかったことなどを詰め込んでブラッシュアップした形で最新作を発売するというのは、コンシュマーゲームでは当たり前なわけで、これは一つの順当な進化として広く受け入れられています。

TPSを日本で大ヒットさせた『Splatoon2』も、WiiUの『Splatoon』があってのことですし、良い点は伸ばし反省するべきところは改善し最新作としてリリースすることはごく自然なことです。

よって、アプリゲームだけがそれをやって駄目な理由はありません。
それでいうと最近になって『消滅都市』がフルリメイクで新たにリリースされたりしているのが記憶に新しいですが、少しずつアプリゲームでもそういう動きというのが起こっています。

じゃあ何故これまでアプリゲームでは一般的ではなかったかと言えば、それはもうプレイヤーに時間経過による膨大な資産の積み重ねと過剰な支出を迫るゲームデザイン、要はマネタイズが理由なわけで、そりゃあガチャで9万円払って天井しましたみたいなアプリゲームがあったとして、新しい後継作品が出たから素直に乗り換えてまた一から課金してくださいなんていうのは成立しないでしょう(笑)

逆に言えば適正価格(支出)だったらそれくらい何も問題もありません。
例えば新たに『スーパーマリオ ラン2』が買い切りソフトとしてリリースされた場合、普通に購入するという人も多いのではないでしょうか。(どうせなら挙動が重い3Dじゃなくて軽い2Dマリオでやって欲しい)

それはマリオランが買い切りアプリで、それ以上の支出を強いることがないので、新しいアプリが出たときに素直に次のアプリに移行出来るという心理的プロセスに基づいています。

そういう意味では、アプリゲームはガチャに拘っている限り、一代限りでそのIPとしての資産を常に放棄していかないといけない地獄のサイクルです。そして過剰に支出してしまったプレイヤーからすれば、サービス終了になったら、次に移行しようとはなりませんよね。ゲーム体験が満足どころか損した気になったら、もう絶対手をつけない。

本来、アプリゲームも『DQ』のような形でIPを成長させることが可能でもおかしかくないはず。にも関わらず、もしもしゲーのソーシャルゲームから10年くらい経過していますが、アプリゲーム初のIPというのが殆ど残っていないことを考えると、この10年とは何だったのかということをそろそろ考え直す時期に差し掛かっていそうです。

あれだけ沢山あったアプリゲームメーカーが淘汰の時期に入っており、今ではもう殆どのアプリゲームメーカーが協業タイトルと言い出しています。じゃあその協業するIPを持っているのは何処かと言うと、漫画やアニメはもとよりCSゲームだったりするわけで、CSゲームにはIPが残ってアプリゲームにはIPが残っていないという、これはもう資産に直結しているので、だからこそ苦しんでいます。

『パズドラ』や『モンスト』が続いているじゃないかっていうのは、それは最初に出たアプリが未だに続いているというだけの話であって、ブランドとして確立され、最新作が望まれるIPとなっているわけではないので、これは本当に勿体無いなといつも思っているのですが......。

そんなわけで、案外様々な点が改善された『テクテクテクテク2』が登場し、それがヒットしたとしてもおかしくないんじゃないでしょうか。流石にそんなに課金している人もいないでしょうし(笑)