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【マレーシア】相次ぐ海外コスプレイベントでの邦人拘束、対策は?

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再び繰り返された悲劇

6/30にマレーシアの首都クラルランプールで開催されていた「Geek Summit 2019」にて、日本から審査員として参加していたコスプレイヤー3名が入管当局に拘束。

マレーシアでのコスプレイベントにて邦人が拘束されるのは今年に入ってから既に2度目であり、3月にも同様の事件が発生しています。

いわゆる観光ビザで就労したということが問題視されているのですが、再び繰り返されたこの悲劇、対策はあるのでしょうか?

ひとまず無事に解放されて良かった......。

悪意ある第3者によるもの?

マレーシアと言えば、2018年に、15年ぶりに親日のマハティール首相が返り咲き、ご高齢ながら未だ衰えぬ辣腕ぶりを発揮。日本とは非常に縁の深い国で、マハティール首相による「ルックイースト政策」日本に学べ)が有名です。

そんなマレーシアで開催のイベントにて再び繰り返された邦人拘束。
3名のうち2名は、世界コスプレサミットにて日本代表に選ばれたお二人です。それもあって海外イベントへの審査員招致だと思うのですが、今回の拘束に関しては、こちら側に落ち度があったわけではないようです。

前回の邦人拘束を受けて、お二人が事前にビザについて確認しているのは勿論のこと、イベント運営当局もPUSPAL(外国人アーティスト映像パフォーマンス中央委員会)、恐らくマレーシアの政府機関かと思いますが、事前に確認しており問題ないとの回答を受けていたそうです。

こうなるともう、こちら側で出来る対策は何もありませんね。
どうしろちゅーねん!

事前に許可を受けて、その通りやっていても拘束されるとなると、渡航そのものがリスクとなります。日本人の他、スペイン人も拘束されたとのことですが、コスプレイヤー以外の方も拘束されたそうです。

入管当局がこういった形で動くということは、何処からか通報が入ったのではと思うのですが、だとするとコスプレイベントそのものを良く思っていない層がいるのかもしれませんね。

こればっかりは現地で詳細に取材でもしないと分からない部分だと思いますが、どちらにしても許可を受けてもこういった形になってしまうということは、今後も繰り返される可能性が高く、招致されても参加すべきではないという残念で悲しい結論にならざるを得ません。

問題は今後改善される余地があるのかどうかということですが、中国も先日のG20で習近平国家主席が「もっと日本人に中国へ来て欲しい」と、安倍総理との会談で伝えていたそうですが、そりゃあ観光で中国に行きたいという日本人は多いでしょう。

しかしPM2.5による大気汚染や、何よりちょっとしたことで公安当局がやってきて拘束されるリスクがある国と考えると、恐くて行けないですよね。温泉掘ってくれと要請されて中国に行ったら逮捕されて帰って来れない国ですからね。

コスプレ文化は世界共通ですが、しかし国同士は決して世界共通ではなく、独自の価値観やリスクを抱えているので、グローバル化すればする程、今後他の国でも同様の問題が発生する危険性が常にあるということを認識しておく必要がありそうです。

認識しても対策は取りようがないっていうのが難しいですよね。
うーん......。

以前もイスラム圏で「私は好きなファッションを着るわ」みたいな事を言っていたアーリーアダプターの女性が殺害された事件がありましたし、そういった事も考えると、コスプレ衣装がその国の宗教と絡んで大丈夫なのかとか結構深刻な問題を抱え込んでいます。

日本は牧歌的なので、宗教といっても『聖 おにいさん』とか作っちゃいますし、テクノ法要とかやっちゃいますが、こんなの日本以外だったらどうなるのか考えただけでも恐ろしい......。

コスプレ関係での邦人拘束事件は2回目ということもあり、このまま不幸な事故で終わらせて良いのか、マレーシアでのコスプレ文化そのものがどうなのか問われています。

ただちょっとしばらく外国人がマレーシアのコスプレイベントに参加するのはリスクが高すぎて、今後外務省からも渡航許可が降りないのではないでしょうか。

マレーシア自体は素晴らしい国なのですが......。