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ドラクエの映画、興行収入14億円で死んでしまうとは情けない

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誰も話題にしなくなる

映画を視聴した人が思わず、

うわっ、(なにこの)ストーリー

という反応をしてしまう「うわっ、ストーリー」こと『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』ですが、上映前はあれだけ夏の超大作と騒がれていたのに、上映後は「そんなものはなかった」くらいの勢いで触れなくなっており闇を感じずにはいられません。

東宝さんによると、2019年第二四半期決算資料では、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の興行収入が最終的に14億円となったそうです。

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すっかり黒歴史化していますが、興行収入10億円というラインは「ハガレン」然り、「斉木楠雄」然り、大抵駄目な実写映画が落ち着くラインなので、事前に宣伝しまくればギリギリ何とかこのラインくらいまでは届くという点で分かり易いですね!

天下のドラクエがそれで良いのか!?

ゲームを知らないゲーム映画?

管理人もドラクエの映画は見に行きましたが、微妙としか言いようがないというのが素直な感想でした。というか、あんなテーマを今更やるのもそうですし、ドラクエでやるのもね。あのオチは別にドラクエじゃなくても別に何でも良いじゃんっていうのが駄目だと思う。

「ゲーム」というジャンルはちょっと特殊です。
アニメや漫画、ゲームといった括りで一括りにされることが多いのですが、実は「ゲーム」だけは別です。

クールジャパンはアニメや漫画は含んでもゲームは含まれません。
これは何故かと言うと、「輸出産業として海外にアピールしよう!」というのがクールジャパンの趣旨だとすれば、そもそもアニメや漫画と違い、ゲームは最初から海外で売れていたのでクールジャパンには含む必要がない。

ファミコン以来CS市場を牽引してきたのは日本ですが、その為最初から日本のゲームは海外で売れていたので、わざわざクールジャパンという括りに入れる必要がないんでしょうね。

日本も含めた世界中で大きなゲーム市場が出来上がっていきましたが、それだけに研究や思想面でも進んでおり、既に市場が誕生して30年以上が経過しつつある中で、要するに「ユア・ストーリー」で言ってるような事は20年以上前に通り過ぎているので、まさに今更感の強いテーマというか、もう終わった話を2019年にもなってやっているという内容なので、「ゲーム」というジャンルのリアルな実態を掴めていないと思う。

「実はこの世界はゲームだったンゴw」っていうストーリーで炎上した『スターオーシャン3』は発売したのが2003年でPS2のゲームですからね。映画『マトリックス』は1999年。ホラー映画の金字塔なのに一向に映画化されない『リング』の最終章『ループ』は小説の発売が1998年。

「リング→らせん→ループ」の三部作になっているのですが、『ループ』は「この世界はプログラムだったンゴw」っていう内容なので、正直、映画化しなくて正解な気がする(笑)

「お客さんの求める作品=ヒットを目指す」“売れる作品”を作ることを公言しているそうですが、誰も求めていない売れない作品になっているのは本当に残念です。

ポケモン初のフル3DCG映画も奮わず

むしろ気になるのは『ミューツーの逆襲 EVOLUTION』の興行収入28.9億円という数字です。結局いつも通りのポケモン映画の水準にピッタリ収まっており、全くエヴォリューション出来ていません。

『ポケモンGO』があれだけ大ヒットしていて、ゲームは売上本数もダブルミリオントリプルミリオンという数字を記録するポケモンにおいて、何故アニメだけが伸びないのかというのは単純に疑問です。

ポケモンの映画が何故伸びていかないのかという事に関して個人的に思うのは、「サトシ」の垢抜けなさだと思うんですけど、とにかくファッションがダサいし髪型もダサい。なんだそんなことかと思うかもしれませんが、今バブル時代の映像を見ると物凄く古臭く感じるじゃないですか。

あの感覚をそのまま今の子供達は「ポケモン」のアニメに感じているから伸びないんだと思う。子供から見て魅力的に見えないというか、大人から見てもそうですが、時間が20年前で止まっているので、世界観がリアルに感じられないんじゃないでしょうか?

折角、フル3Dにして映画化するなら、ビジュアル面のリファインに期待したのですが、当時のアニメをそのまま3Dに起こしたかのような相変わらずのダサさだったので、「結局はいつものポケモン映画」の範疇を出なかったのではと思いました。

それで言うと『名探偵ピカチュウ』の方が、今を生きているポケモン映画だったような気がしますね。逆に異常な伸び方を記録している『名探偵コナン』は、ちゃんと時代に合わせて進化していて洗練されています。

作中のガジェットは勿論のこと、服装も青ジャケットに赤い蝶ネクタイとか最近はあまり見ませんし、初期は「蘭ぁぁぁぁあん!」「新一ぃぃぃぃい!」ばかりでマンネリしていましたが、それに気が付いてからは、映画内で蘭姉ちゃんが殆ど部外者並みに活躍しない作品なども登場しており、変化を付けてきています。何なら怪盗キットが活躍してコナンすらあまり活躍しない回もありますからね(笑)

20年を超えてきたポケモンも、そういうダイナミックなリアルな変化が求められているのではと思うのですが、今のままで映画を伸ばしていくのは難しいのではという感想。